「カフェ・宵待草」

夏の前になると、毎年、一枚の絵葉書が届きました。

たった一度だけ訪れた東京の喫茶店で開催される絵の展覧会を知らせるものです。

最初に届いた年、1年前の思い出がよみがえったのと、
私のことを覚えてくれていた、という喜びと、
作家さんから直接ハガキが届く!という贅沢な感覚への感動とが混ざった特別な感激でした。

その案内状は、”利益目的に配布される広告の案内状”と、一線を画した何かをいつも感じました。

媚びる様子は一切なく、派手な売り文句もなにもない。
ただ、そっと、そこにいつも乙女が静かに描かれていて、
日程と、開催される場所が書かれていました。

その場所は、東京でした。
私は、生まれも育ちも大阪です。
一度だけ、ガイドブック片手に東京の喫茶店巡りで訪れたその喫茶店には、
絵があって、古い木製のテーブルがあって、お野菜が美しく並んだカレーライスをいただいて、
そのあとに、バナナケーキと珈琲をいただきました。

運んでくださったのは、黒髪で長い三つ編みの女性で、
その人は、給仕の合間には、カウンターの奥で絵を描いているようでした。

奥の壁には、月に2度の集まりをしている小さな案内が貼ってありました。




*


先日に続き、昔話をしたくなりました。

いまはもうないお店の話、
一生懸命、あのこととを伝えたいと思う。

でも、何か違うな、そうかな、どうかな?
何度も何度もトライアンドエラー。

でも、とりあえず、ここまでをアップしてみますね。


あなたのあの店への思い出も、
いつか聞かせてもらえたら嬉しいなぁ~。。。。


あのお店に通っていた皆様、
いかがお過ごしですか
















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by otomeya | 2016-07-08 01:12 | 失われし場所


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