とてもとても嬉しいメールをいただきました!
ポルトボヌール展でご来店いただき、後日、迷っていたものを通販でお求めくださった方からです。
到着報告のメールに、
「(こんなに可愛らしい物を) 私みたいなおばあさんがもってもいいのかしら、と思いますが」
と、メッセージが添えてありました。
何をいいます!!!!
おばあさまこそ、可愛くあってほしいです!
という熱い思いを以下に綴ります。
*
昔から、年を重ねた女性に関心があります。
可愛らしいおばあちゃんになりたい!
それは私の、幼いころからの夢です。
実は、≪理想の乙女屋≫は、可愛いおばあちゃんがにこにこして可愛い物を売っているイメージです。
歳を重ねれば重ねるほど、責任が増える。
肉体的な無理もどんどん効かなくなる。
若い頃は、それで許されていたことも、だんだんそうとはいかなくなる。
現実は、大変なことがいろいろあるものでしょうが、だからこそ、にこにこして、笑顔になれるようなお店。
その笑顔は、なんにも知らない無垢な子供の笑顔とは、また別の物。
その笑顔こそが、≪誠の花≫。
そんな真の花の笑顔のような女主人がやっていて、そんな笑顔の人ばかりが訪れる店。
そんなお店が理想です。
それに近いことを、宮迫千鶴さんは「生まれ落ちたときの美貌」と区別して、「生きることによって到達した美貌」と表現してました。
私は、この後者にとても惹かれます。憧れます。
そういう女性がもっと増えてほしい、私自身もそうなりたいと思いながら日々を過ごしています。
「そして、若い頃に憧れていた年代に自分自身が近づくにつれ、当時考えていたシャープでモダンなおしゃれ婆さんというより、もう少し甘く優しげな色合いが、憧れの人物像に加わってきた。
かたくなになるのではなく、無理をするのでもなく、兜も鎧もきれいに脱いで、愛するひとにごく自然に身を預け、また預かって生きていく、そんな風に歳を重ねていきたいと思う」(光野桃著 感じるからだ P155)
ね、そんな女性がもっと増えて、そんな女性たちと笑顔でにこにこ、素敵な世界を生きていきたいものです。
素敵なメッセージから、その気持ちをますます感じました。
ありがとうございました!