カテゴリ:乙女屋推薦本( 14 )

猫の日


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「猫の日」
寒いけど、少しずつ日は長くなっているし、春の予感を感じる時期。
ぬくぬくのお部屋で猫と一緒に過ごす時間は、とびきりに幸せ。

せっかくなので、猫の本を読んで過ごします。

まずは、手前の文庫本




あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫)


猫の<あたし>と、<あたしのにんげん>の物語。
冒頭から、号泣しそうになりました。

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うぅー!!!(涙)
何度目でも、泣いてしまいます。

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何度も何度も、胸がきゅーーーっと締め付けられます。
今、なでることがもうできないあの子の事、
今、そばにいるこの子の事、
今まで出会ってきた猫たちとの大事な思い出と重なったり、
猫ではない、別の愛しい物を思い出すことも・・・。


愛するって、悲しい。
でも、悲しいって、愛しさに繋がっている。

何度も何度も泣きました。

そして、いま、横にいるこの子たちに、私ができることはなんだろう?
深い愛を、私は差し出せているかしら、と、今の自分を見つめなおしたくなりました。


これからも、何度も読み返すことでしょう。

出会わせてくれたのは、猫の神様のおかげかしら、ありがとう。





ねこ (ちいさな手のひら事典)



この本、実はフランスで出会ったことがあって一目惚れで購入しました。
が、なにせフランス語。
なんにもわからなくて、見るだけでした。
日本語版を見つけて即座購入!
嬉しいです。

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「本書は、品種や行動、グルーミングから歴史や民間信仰、ことわざにいたるまで、ねこに関するさまざまな疑問に答える「ねこの事典」です。かつてにフランスで大ブームを巻き起こした、貴重で珍しいクロモカードのレトロかわいいイラストが、それぞれのページを飾り、コレクションにも欲しい手のひらサイズの愛くるしい1冊となっています」

フルカラーで事典に相応しい装丁、厚み、飾っていても幸せな可愛さ。
猫とアンティークがお好きな方は、絶対大満足すると思います。

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(猫さまのおでましです)

あ、ハイ、すみません。
ここは猫さまのお昼寝ソファーでしたね。



すべての猫が幸せになりますように!!!!!








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by otomeya | 2017-02-22 02:22 | 乙女屋推薦本

読書会

本日、読みえ終えた本。


あなたは欠けた月ではない

光野桃さんのエッセイ集です。

短篇のエッセイがまとめられたもので、とても読みやすかったです。
でも、深く心に染みる言葉がいくつもありました。

女性として美しく生きることを考えられる方に、とても参考になると思います。


2月4日にこの本の読書会に参加します。
読書会、というものに、初めて参加するのでわくわくしています。

まだお席がありますので、興味があるかたは、ご一緒しませんか?

ご予約は乙女屋宛てでも対応可能です。

本当に楽しみ!






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by otomeya | 2017-01-24 00:45 | 乙女屋推薦本

「見えるもの、観えないもの」

少し前に書いた記事(→http://otomeyanet.exblog.jp/24991366/)に通じるものがある記事。

今読んでいる本です。

横尾忠則対話録より

横尾「アーチストにはエゴがあるし、エゴのない奴はアーチストになる資格はない。
エゴに振り回されるかどうかということだけど、エゴは必ずしも悪い物じゃないし、エゴの中にも欲望とか執着の介在するエゴと、そういうものが介在しないエゴがある。
純粋行為というか、そのこと自体が目的となっている場合には、一般的にいう欲望としてのエゴとは違う。
野心とか名誉欲とかじゃない本能的な衝動に従うエゴというのはあるでしょう」

中沢新一「欲望を押えちゃうよりも、自分を完全に活かしきったほうが、神の意志には叶うわけですよね」

横尾「神の意志って、そんなものだと思う。
自分に忠実というのは、そういうことでしょう」(P.93)


(中略)


横尾「ぼくは、自分がいかに自分として自分らしくなっているかを思いながら、自分に恋して燃えて情熱的になって描けたら最高だと思うよ。
そうすると作品が持つ力強さがでるじゃない。
そういう身体的な感情みたいなものを伝えたい」 (P.95)


見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (ちくま文庫)

からの引用です。


自分らしくある、ことに関心はありますか?

私はとても関心があります。

だって、それは自分の生命、時間を如何に使うか、ということの基本でしょう?

それに、力強さが欲しい。

乙女屋としても。

私自身の生き方においても。


引用した箇所以外にも、力強い言葉、思想が、この本には詰まっています。

対談の相手として、淀川長治さんもいます。
短い対談の中でも、彼が超越的な視点で物事を見ていらっしゃることがうかがえます。
淀川さんのことも、もっともっと知りたくなります。

素敵な人に出会うと嬉しい。

この本では、素敵な人に、たくさん出会えます。




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by otomeya | 2016-12-26 02:16 | 乙女屋推薦本

秋ですね、読書しましょう!


   金子國義スタイルブック

金子国義さんのことは、ずっと大好き。
といいつつ、まだ購入していなかったので、昨日、大好きな本屋さんからオーダーしました。
届くのが、とても楽しみ。

むちゃちゃあちゃちゅむ というブランドのムック本の付録が金子国義さんの絵柄らしいです!
トートとポーチ!贅沢!

あちゃちゅむ 2016-17 Autumn&Winter (祥伝社ムック)

ずいぶんと前に、お借りしていた本。
そろそろ返そうと思って読みました。
タイトルが、とても惹かれますね!


アリスの服が着たい―ヴィクトリア朝児童文学と子供服の誕生


アリス、ケイトグリーナウェイ、のドレスのこと、
アンティークの時代の図版もたくさん引用しながら、少女服にまつわる時代考察の本。
探究心のある方に、おすすめ。

その他にも、アリスの本!

アリスへの不思議な手紙―ルイス・キャロル珠玉のメルヘン



少女への手紙 (平凡社ライブラリー)


”アリス"がモチーフのイベントは、まだまだ需要があるようですね。
一方で、その反動で、(大好きだけど、だからこそ!?)
”すべてをアリスにしないで、今はちょっと距離を置いているの!”
という風にいわれたりもしますが、
私はというと・・・うーん、どっちでもないかな。

でも、本棚には、ありますよー。

という本たちでした。




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by otomeya | 2016-10-26 22:47 | 乙女屋推薦本

おすすめ映画

先週と、今週は、映画を見ました。
どちらもドキュメンタリーです。


先週見た映画は、ジャニス・ジョプリンの映画。
画家の金田アツ子さんが感動したとツイートされているのを見て、
予告を見て、絶対見たい!と思って行きました。



ジャニスのことは、名前くらいしか知りませんでしたが、
映画に、すっと入っていくことができました。

歌うジャニスは、あんなにも暖かく人を勇気づけるように感じたけれど
映画で見るジャニスの素顔は、不安と孤独ばかりを持っているように感じました。
世間的な成功と、個人の幸せは別なのかな、と感じました。
なぜ、ジャニスは幸せになれないんだろう?と映画を見ながら、考えました。
答えはでていませんが。
ただ、本当に素晴らしい声ですね、天才とはまさにこういうこと、と思いながら、
歌声は、心に染みこみました。
ジャニスの唄を、また聴きたくなるような気がします。


今日、見に行った映画。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」



「人生はうつくしく、いとおしい」

惜しまれながらも50歳でピアニストを引退し、
その後、ピアノ教師として、音楽とともに、大切なことを伝えているシーモア・バーンスタインのドキュメンタリー映画です。

「じぶんの心と向き合うこと。
シンプルに生きること。
成功したい気持ちを手放すこと。
積み重ねることで、人生は充実する」 -シーモア・バーンスタイン


映画の中からあふれてくる、シーモアさんの音楽への愛と、
出演者、関係者の皆様のシーモアさんへの愛。
全編に流れるピアノ曲と、薄暗いシーモアさんのおうちの気配が心地よくて、
いつのまにか、その部屋に自分もいて、そこに溢れる愛に浸れるような感覚になります。
けれども、決してなれ合いにならず、シーモアさんは、”ひとり”でした。

パンフレットに記載されていた記事に納得の一言が。
シーモアさんが「自分は何事も信用していないんだ」とおっしゃったという記事。
ペシミティックな感じは全然ないから驚いた、と書かれてます。

そのことは、どこかになにかひっかかっていたものを深く納得させてくれました。

この映画の為に寄せられた著名人からのコメントの数々の中に、
松浦弥太郎さんのコメントもありました。

「最初、この映画を家族に観せたいと思った。
そして、大切な人に観せたいと思った。
僕はいつまでもずっと観ていたいと思った。
終わってもらたくないと思った。
もう一度観ようと思った。
自分を救うのは自分でしかない。
シーモアさんが、そう教えてくれた」

弥太郎さん、さすがです。
そうです、私もそう感じました。

興味を持ってくださった方がいらしたら、
ぜひ、見てみてくださいね。

シーモアさんの映画のチラシは、乙女屋でも明日から配布します。
ぜひ、お持ちくださいね。








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by otomeya | 2016-10-06 00:30 | 乙女屋推薦本

「美しい庭のように老いる」

Madame Lilyのブログ で紹介されていた本です。

タイトルと引用されていた文章だけでも、
これは読まなければ!!!




美しい庭のように老いる―私の憧れの老女たち

「「甘い感じ」というのは、その女性が長い歳月の中で
大切にしてきたロマンティシズムであり、
それが老いという最終の実りの季節を迎えて、
あたかも葡萄酒のようにふくいくとした香となって
漂っている。そういう甘さなのである。」

「!!!!!!」

そう、そうなの!!!まさに、それだ!
と憧れの女性たちを形容するにまさにふさわしい文章にどきどきしました。
と大きく頷き、伝えたい人がたくさん思い浮かんだので、
自分が読む前にご紹介しました。

ずーっと惹かれて憧れてやまないのは、
年を重ねるほどに美しくなっていく女性たちです。
そういう女性たちが、表に出てくることが少しずつですが、
増えてきたように感じて、嬉しいです。

きっと、まだまだいるのでしょう。
そして、私もそのようになりたいです。
それを楽しんでいきたいと思います。

素敵なお姉様たちに、学びながら・・・・
でも、自分らしく・・・・。



本を求めたい方は →美しい庭のように老いる―私の憧れの老女たち

Madame Lilyの感想も素敵です。 →Madame Lilyのランジェリーのある美しい生活 ~ 「美しい庭のように老いる」







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by otomeya | 2015-10-25 00:30 | 乙女屋推薦本

偶然 出会う。

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ku:nel (クウネル) 2005年 09月号 Vol.15   より

直感を大事に暮らしたいと思っています。
そのために、意識的に空白の時間を取るようにします。
地元の喫茶店で、用もなくひといきつく。
普段なら手に取らない雑誌を、あえて見る。

すると、このページに出会った。

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映像作家 デレクジャーマン氏のお庭を、蟲文庫の田中美穂さんが訪れる記事です。

写真も美しく、デレクに関する引用の文章もとても素敵。
帰ってすぐさま、洋書を購入。


この本に出会ったことで、どうしようかなと思っていた案件が、
収まりどころが見つかりそうです。

偶然の出会いにこそ、本当のことが見つかることが多い。


デレクの洋書についても、また後日紹介します。









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by otomeya | 2015-10-14 13:47 | 乙女屋推薦本

推薦映画

年を重ねることは、楽しさと自由に溢れている!!

と、強く励まされる素晴らしい映画を見てきました。

N.Yに住む60歳以上の女性のファッションと生き方のドキュメント。
自分らしく 華麗に生き抜く女性たちの言葉には
生きることの有限性と、自分らしくいることが美しいのだと魂が震えました。


公開の日が、残りわずかなところも多いです。
なんとか、見てください!!

映画 → 「アドバンストスタイル



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by otomeya | 2015-06-23 11:19 | 乙女屋推薦本

美しいものを求めて。。。


「優れた詩人が
美を歌ったことはない。

それは描くものではなく、
歌ひ得るものでもない。

美とは、
それを観た者の発見である。

創作である」   (青山二郎)


「わかるなんてやさしいことだ。

むずかしいのは、することだ。

やってみせてごらん。

美しいものを作ってみな。

できねえだろう、この馬鹿野郎」


そういいながら、指先で叩いてみせる。


「ほら、コップでもピンと音がするだろう。

叩けば音がでるものが、文章なんだ。

人間だって同じことだ。

音がしないような奴を、俺は信用せん」

青山二郎の素顔―陶に遊び美を極める より引用)



以前も紹介した文章ですが、何度読んでもぐっときます!
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by otomeya | 2014-12-25 11:48 | 乙女屋推薦本

「美しいとは なにか」

自分でも、こんな日が来るとは思わなかった。

愛読書が、松浦弥太郎さんになる日、である。


今年から、少しばかり、無理やりにでも、
ふらりとする時間を作るようにしている。
その時間に、偶然に手にしたのが、
松浦弥太郎さんの本だった。


装飾過多であるもの、なにか、偏っていてバランスが悪い、
不器用で、自己否定的で、自信がなく、だけど、いっぽうで本当は誰よりも、
自分が可愛くて仕方がなくて、プライドも高い。
認めて欲しくて、甘えたくて、でも、傷つくことが怖くて、
一人で平気なのよ、なんてつっぱっていたのかもしれない。

なにか毒を感じるものというか。
なにか鋭さを感じるようなものとか。
そんなものを、心地よいと思っていたようにも思う。
・・・・でも、それって、自分が甘えていたからこそ、かなと思う。
立ち居地が変わり、いろいろな見方が変わった。
その変わったことを、まだ整理がついていなくて、
少しずつ、少しずつ・・・・今、整理しているところ。



そんなときに出会ったのが、松浦弥太郎さんの本だった。
読んでいると、私にとって、一番大切なこととも言えること。
自分の中の何かを、すとんと、納得させてくれるような本。
同じ言葉を、もし、1年前に読んでも、理解ができなかったように思う。
今、このタイミングで、松浦さんの本に出合えたことは
すごくすごく、幸せだと思って、毎日、少しずつ読み進めているところ。


最近、読んだ本のなかの一部。

「美しいとはなにか」より


「生きるというのは、泣いたり笑ったり、悲しんだり苦しんだりしてゆくこと。
ただその中で慰められるのは、僕らは美しいものを感じて、
美しいものを作って生きていける。
世界は醜いものに満ちているからこそ、人間は美しいものに憧れる。
そして人間以外のものはみな美しい。
ならば、君はどうやって生きていくのかと
やわらかく問うてくれた。

そして美しいものは遠い向こうにあるのではなく自分の中にある、
と教えてくれたのも「高村光太郎詩集」だ。

さらに学んだことは多い。
美しさにとらわれてはいけない。
いいものをいいものと思わないで日常に使うこと。
それを気にしなくなれば美しい。
美しさとは役に立つということ。
日常で役に立てば立つほど、それは美しくなる。

道具だけではなく、行動、人間関係、仕事、すべてにいえること」


松浦弥太郎 著場所はいつも旅先だったより
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by otomeya | 2013-08-18 15:29 | 乙女屋推薦本