カテゴリ:花の記憶( 16 )

ひまわり

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otomeya exhibiton ”追憶”展、初日、二日目が無事に終了しました。
素敵なひまわりの贈り物をいただきました。
小ぶりな可愛らしいひまわり。
あえて、葉が痛んだものを選んでくださったそう。
さすがです。
・・・・これから、葉が枯れたひまわりを見るたびに、
今回の展示と、その人の優しさをを思い出せそうです。
時を重ねるということは、なんて美しくて甘ったるく優しいのでしょう。
生きているっていーわー。本当に幸せ!


ひとつの展示をするって、いろんな人の想いと記憶が交差する、なんて素敵なことだろう!
今回、本当にそれを、ひしひしと感じることがたくさんありました。


今回の展示をするきっかけは、約1年以上前にふいに訪れました。
季節がいくつも変わり、コンセプト、想いもさまざま変化しながら、ベストのタイミングを探しました。
以前からお世話になっている作家さんには、甘えに甘えて、無理を聞いてもらいました。
ふいに訪れた偶然と、協力してくれる方がいるから実現した。
それはもちろんのことです。

さらに。
作家さんが物を生み出すということは、すごいことです。
自分の本当に作りたいと思うものだけを作り、信念を大切に物づくりを続ける、ということは、
本当に尊いと同時に、現実的には非常に難しい面があると感じています。
作家さん自身の技術や感性が素晴らしいことは大前提。
そのうえで、制作を続けるための環境に協力してくれるご家族、
ご本人の強い意志、
それを応援しているお客様があってこそ、続けられることだからです。


各作家さん日々の積み重ねと、その周囲の皆様の様々な形の協力と、
乙女屋をいつも応援してくれるお客様の存在と、
いろんな人たちの協力と想いがあってこそ、実現します。

実現した後、そこでまた共有する時間があり、出会いがあり、記憶が蓄積されます。

そして、いつの日か、思い出すのですよね、今日の日のことも、昨日のことも。


すごいなー・・・・本当にすごい、これって!

・・・・そう思いませんか?


そう考えると、otomeya exhibition と言ってみたはいいけれど、
作家さんと、お客様とのコラボレーションというか、バンド活動のようなものだなーって思いました。
メンバーが変わると、そこに流れる調和の波長は、別のものになります。
作家、もしくは、訪れた人が同じでも、その人の在り方で、その空間の空気や意味は一瞬で変わります。
すごいなー。それすべてが、その人自身の表現であるんだなーって。



私には、数字上でいくら売れた、というよりも、心のつながりを、とても尊く感じるようです。
同時に、これを身内乗りのものにしたくないという気持ちが常にあります。
ずっとちゃんと誰にでも広く開かれたものとして、
もっと多くの人と幸せをシェアできるような店になりたいです。
よい感性を刺激し合って、夢を見続けたいです。


私が乙女屋に求めるものと、
作家さんが乙女屋に求めるものと、
お客様が乙女屋に求めるものと、
それはすべて異なるだろうけれど、

それでも、私は、乙女屋で、一人でも多くの人の笑顔のきっかけを生み出したいです。
それが本当に私が求めていることだから、形式や他者からの評価や、何かと自分を比較することはやめました。





「神様を信じる強さを、僕に」
「生きることを 諦めてしまわぬように」


と歌ったのは、小沢健二の「天使たちのシーン」


ふっと思い出しました。

今、そんな気持ちです。


最後に~。
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ひまわりと私の記念写真。
私が一番楽ちんなお洋服。
大好きな大好きなワンピース。
15年くらいのお付き合いです。
結局、変わらないんだろーなー。


こんなに変わったのにね!

















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by otomeya | 2017-08-21 01:28 | 花の記憶

夏の薔薇


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8月になりました。
乙女屋の軒下に咲く薔薇を剪定しました。

今年の春は、たくさんたくさん咲いてくれました。
薔薇のお世話の上手な方が、春先に植え替えてくれたおかげでしょう。
その後にも、お礼肥料のおかげで、こんなに暑い夏も咲いてくれました。

お花屋さんで売っている薔薇よりも、誰かのお庭で大事にされた薔薇が好き。


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建石修司氏も育てているというグリーンの薔薇。
夏にぴったりの、爽やかな差し色になりました。


お花のある日は、とても幸せです。










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by otomeya | 2017-08-03 23:39 | 花の記憶

それにしても

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それにしても、月日が経つのが早くて早くて。


なにが一体原因なのかわからないけれど、
どうにもずーっと調子がでない。


わたしは、いつもにこにこしていたい。
わたしは、いつも乙女屋にいたい。
わたしは、いつもお人形たちの魅力を伝え、出会いを叶える瞬間をずっと信じて待っていたい。
すぐに売れなくったって、それでいい悪いとか言わないで。
大事な大事なたったひとつの宝物を、そんなに簡単に決められることばかりではないでしょう?
誰も来なくても、わたしだけは、信じて待っている。
待っている間も、楽しく過ごそう。
お人形達の為にお部屋を整え、花を飾ろう。

疲れ果てて都会を歩くある人が、ふっと窓のレースの飾りに気が付いて、ちょっとの時間に扉を開ける。

ああ、そうだ、私、実は、可愛いものが好きだった、

ってことを、思い出してくれるような瞬間を夢見る。

一方で、わたしは、なかなか会えないあの人にお手紙を書きたい。

わたしのおにんぎょうのために、新しいドレスを作ってあげたいし、
枯れることのないお人形の庭のお花たちを、美しく飾りたい。

だけど、現実には、そのどれにも、時間が足りない。

では、いったい、私は何をしているのだろう?



いつかお店をしたいと思ったときから、その願いは変わっていないはずなのに、
私自身も、環境も、なんだろう、なにもかもが変わってしまったような気がする。

戻ることに意味がないのはわかっているけれど、
でも、何を目指したらいいのだろう?

目指したものは、なにも達成できなかったけれど、
まだ、この空間は守られていて、薔薇を飾り、変わっていない自分の気持ちは守られている。


さて、この次は・・・・?


いま、乙女屋のこれからのために、めっちゃ真剣に考えているところです。







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by otomeya | 2017-07-07 23:41 | 花の記憶

ゆっくり

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今年の5月は特別な日々でした。


少しずつ、日常へ戻っています。



力を抜いて、柔らかく、向き合っていきたいな、と思います。





*







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by otomeya | 2017-06-04 11:46 | 花の記憶

薔薇の季節

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今年は薔薇を増やしました。

敬愛する画家が大切な思い出にしていて大好きな薔薇、ピエールドロンサール。
立派な苗をお迎えしました。
手入れをしてくれてる姉が、いい土で育ててくれたので、たくさんたくさん咲きそうです。
今日、ひとつめがほぼ満開に。
このまま、どんどん育ってね。

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この薔薇は、とても大切な人が乙女屋にアニバーサリーにくださったもの。
スーベニール というフランスの薔薇です。
とてもとてもいい香り。
こちらも、その方が、今年、土を入れ替えてくださったおかげで、立派なものが3つも咲きそう!

お客さまや道行く方々に、とてもほめていただきます。

お花ってすごいです。


手入れしてくださったお二方に、心から感謝しています。





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by otomeya | 2017-05-06 23:18 | 花の記憶

可愛いって幸せ

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可愛いって幸せだなー

と思って生きています。

赤のチューリップは10周年おめでとう!と気持ちを込めていただいて、10本あります。

手前のうさぎさんは【大西けい】さんの作品で≪BOROUSA≫といいます。
この子は乙女屋私物でお迎えさせてもらった子で、またそのうちに、シリーズの子をぜひ産みだしてくださいね、と頼んでいます。

奥のうさぎさんはビンテージシュタイフのうさぎさん。
一時期好きでたくさんたくさん集めていました。

可愛いなぁ・・・・

うん、可愛い!

そして、幸せ!!!



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by otomeya | 2017-01-23 00:29 | 花の記憶

夏の薔薇

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今日は、8月の満月ですね。
お月様、見上げましたか?



大好きな夏の終わりが近づいているのかと思うと、
ちょっぴり寂しいです。

今年の夏も、楽しい思い出がたくさんできました。

今まで気が付けなかった幸せに、いくつか気が付くこともできました。

薔薇の花への関心も、少しばかり深まりました。


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夏でも、頑張って咲いている薔薇に出会いました。

この薔薇が咲くために、誰かが丁寧に愛を注いでいるのかしら、
と思うと、ありがとう、と薔薇に声をかけたくなります。

満開の薔薇はもちろんですが、
これから咲くのかしら、とどきどきするつぼみや、
倦怠感を感じるくらいの芳醇な香りを放つ枯れゆく薔薇にも、うっとりします。


花の美しさは、奥深いですね。






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by otomeya | 2016-08-18 23:50 | 花の記憶

薔薇の季節

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薔薇の季節になりました。
昨年もいただいたマリアの育てた薔薇。

ミサト と、すみれの丘。

飾ったあとの香りの甘さがたまらなく好みです。

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現在のsalonの展示で
お預かりしているシルクのショールと枯れゆく薔薇を並べると、
花のような笑顔の老女の色気のイメージが浮かびます。


ショールに刺繍をさした異国の地の女性も、
花が好きだったのかな。



現在の展示 →http://otomeyablog.blog.fc2.com/blog-entry-1086.html
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by otomeya | 2016-05-16 00:42 | 花の記憶

薔薇

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今年は薔薇が早いですね。
昨年の秋から、乙女屋には薔薇たちがやってきました。
上手に育ててくれる方がいるので、お世話はお任せしているのですが、
最初のひとつが咲きました!

嬉しい!

るんるんしていると、ご近所さんが話しかけてくださいました。

「薔薇を見せていただけますか?」

「ええ、ぜひ!」

と我が物顔の私!(育ててないのに!)

「チャイニーズローズがお好きなんですか?」

「えっと、実はこの薔薇たちは、私の物ではなくて、
お預かりしているもので・・・・」(とすぐにバレる!)

「そうですか、いやぁ、なかなかのコレクションだなと
通りかかるたびに拝見していたのですよ。
チャイニーズローズは、いいですよね、
控えめなのに、高貴さがあって・・・」

そうかぁ、わかる人にはわかる品種ばかりなのね。
そういえば、姉さま(薔薇のお世話をしてくれている方)が
そんな話をしていたなぁ~と思いだして、
薔薇の世話人の居場所を教えて、今日はお別れしました。

薔薇にもいろんな種類があって、
それを選ぶ感性を、わかる人はわかってくれるんだなぁ。
だけど、それをわからない人もいて、
私なんて、本当の意味でのありがたさを理解してできていないのかもしれない。

薔薇は特に難しいというし、
植物自体、上手に育ててあげることは、
私にはまだまだ難しい。

よく耳を傾けてみて、
植物たちの声が聞こえるから、
って、薔薇を育てるのが上手な人に、以前教えてもらったけれど、
うーーーーん、それが、まだまだ。。。


それでね、えっと、今日も、私は何を言いたいのだろう?


とにかく、ちゃんとほぼ毎日お店を開けるようになって
やっと2か月ちょっとでしょうか?

誰かが来る日も、来ない日も、
窓を開けて、風を通し、花に声をかけて、
自分が乙女屋を通じて、できることはなんだろう?
どんなことができて、誰の役に立つことができるだろう?
と、日々、問いかけています。

以前は、

「誰も来ないー乙女屋なんて世の中にいらなんだ!」

と、いちいち落ち込んだり、やるせなかったりしました。

今は、少しだけ大人になったので、
どんな毎日も、いちいち目先のことで大騒ぎせず、
淡々と、長い目で、こんな日もあるよねと、
言い聞かせながら過ごすように心がけています。


頑張って、頑張って、頑張ったつもりだけど、
手に入らなかったこともあるけれど、
それは、きっと自分に必要なかったもの。
頑張った気持ちや努力は自分のための何かに
きっとなっているし、大丈夫。

欲しかったもの、叶えたかった夢、
希望を持っていた自分を手放すことは、
悲しくて、さみしいね。

だけど、執着って美しくない。
それに、本当の意味では必要のないものなんだよね。

進んでいこうね、悲しくても、それしかないから。
明日も薔薇は咲いているかな。
淡々と、それを楽しみに過ごしたい。
そう考えると、自分で薔薇を育てられるようになりたいなぁ。
薔薇の世話人って、素敵ですよね。
いいなぁ。育てられるようになりたい!

そんなこを思って、今日は終わります。

おやすみなさい、また明日。

明日は、約束があるので、嬉しいです。


皆様にも素敵な週末が訪れますように。












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by otomeya | 2016-04-23 00:20 | 花の記憶

春の訪れ

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最近の私は、お花屋さんが大好き。
先日、訪れたときの一枚。
春の訪れを告げる、と言われるミモザのお花をメインに、
イエローの花々がたくさん飾られていました。

訪れるたびに、季節感があり、色の組み合わせやお花の種類に発見があり、
その日の気分で、自分の心を投影しながら、
自由に選んで、自分だけのブーケを持ち帰ることができる。

お花屋さんて、なんて素敵なのでしょう!

乙女屋も、訪れるたびに楽しんでもらえるような深みを持って、
お客様をお迎えできるようなお店になりたいなぁ・・・

そのためには、どのような店づくりをしていけばいいでしょう?

課題がたくさんありますが、
一歩ずつ、確実に、進んでいくしかありません。

「魔法の絨毯は、ないのだから、
一歩ずつ、こつこつ、頑張りなさいな」

と、最近、よく言われる姉からの助言。

はーい。

頑張ります。





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by otomeya | 2016-02-03 23:09 | 花の記憶