カテゴリ:日々の戯れ( 408 )

つれづれと。

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ストール展、終了しました。

予想しなかったお客様が、関心を示してくださると、とてもとても嬉しいです。

乙女屋を見てくださっている方の審美眼の高さに、敬服しました、ありがとうございました!



物を売るのが難しい時代、と言われている現在です。
たしかに物はネットにもチラシにも、お店にも、たくさんたくさん溢れています。

でも、ふっと気分転換にいいものとの出会いがないかなーと思う気持ちは、なくなっていないと思います。
少なくとも、私は、素敵なものに出会うと嬉しいです。

だけど、ちょっと探してみても、欲しいなぁって思うものがありません。
こんなにもたくさんあるのに、ときめくものが、ありません。


なくても困らないけど、あるだけで、楽しくなるもの、私はそういうものが大好きです。


これからも、そんなものばかり紹介していく乙女屋だと思いますが、
実物が見れなくても、乙女屋のセレクトを信用してお求めくださる遠方のお客様たち、
不便な小さなお店なのに、ご来店くださるお客様たちの毎日が、
もっともっと、楽しかったり、美しくなれるお手伝いができるようになりたいです。


いつも本当にありがとうございます!








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by otomeya | 2017-04-18 16:26 | 日々の戯れ

近況報告

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4月13日~のギャラリースペースでの展示会、予定通り開催しています。
体調不良でしばらくご迷惑をおかけしました。
心配してくださった皆様、ありがとうございました。

快方には向かっているのですが、まだ本調子ではなく、再発しないかとどきどきしながら過ごしています。


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美しい品々を並べ、花を飾り、春の日差しを感じながら、素敵な皆様と過ごせた一日でした。

お店というものは、日常では出会えないような人とお話する機会が持てること多く、とても楽しい刺激となります。

お客様にとっても、いいエネルギーや刺激を持って帰ってもらえたら嬉しいなぁと思います。

そのために、もっと工夫をしていきたいと思います。


だけどだけど、だからこそ、私自身がまず、自分の暮らしを見直して、心穏やかに、余裕を持って過ごせる日を増やしたいです。

そんなことを考えた春の一日でした。

あなたの春は、どんな感じですか?









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by otomeya | 2017-04-14 23:21 | 日々の戯れ

乙女屋の原点へ。

ごきげんよう。

この記事をご覧くださっているあなたはどなた?


本当にどーでもいい記事を書きます。
読まなくていいです。


と、前置きしたうえで。

先日の音楽会 (→http://otomeyanet.exblog.jp/25686150/ )で、思い出したことがありました。


それは、

「私は、いつだって、居場所がどこにもなかった。

だから、乙女屋を始めたんだった、ということ」

ということ、です。




音楽会を開催してくれている京都のアンティーク喫茶 迷子さんを知ったのはおそらく約16年前とか、18年前とか、それくらい前の話です。

その頃、私には、居場所がなかった。

当時、大好きな物、世界観、信じているもの、が自分の中に確乎たるものとしてあるように思っていた。
だけど、世間の流れは、いつも私の想いと逆の方向へ向かう。
世間の流れ、というか、現実そのものが、だったかもしれない。
客観的事実がどうだったのか、それは今の私にもよくわらからないけれど、当時、そんな風に感じていた。

動き出せない自分の情けなさを棚に上げて、取り残されていく気持ちばかりに気がいって、自家中毒状態。

くっだらない!ですねー、書いてて自分でも思いますが!
まあ、聞いてよ、だって、今年、乙女屋、10周年やし、お祝いなんて、いらないから。この話、聞いて。


でねでね、その頃、偶然、迷子の前の道を通りかかりました。
雑誌の載っている京都の喫茶店を訪ねた帰りだったか、なんだったか。

当時の迷子は、雑誌取材はすべて断っていた。
だから、雑誌には乗っていなかった。

私は、目的地ではなかったけれど、目前にある洋館の一室に釘づけになった。
そして、なにひとつ私に買えるものはないかもしれないけれど、
こんなにもお高そうなお店だから、私なんて鼻で嗤われるのかもしれないけれど、
それでもなんでも、そんな怖さよりどうしても、窓からちらりと見える空間に魅せられる想いのほうが強かった。
傷つくかもしれないリスクを越えてでも、どうしてでも、そこに入りたかった。

扉を開けた。
アンティークの家具が並んでいた。
大きなカウンターの向こうに店主がいた。
SPレコードが流れていた。

入った瞬間に、

「ああ、いいんだ。
私が好きな世界は、これだ。
世間の流れがどうであろうと、私はこれが好きだ。
それでいいんだ」

そう、感じた。

世間の流れと違ってもいい、そんなことと関係なく存在する美しい空間が、そこにあった。

一歩足を踏み入れた瞬間に、涙がでるくらいの感動があった。

私の毎日が、なにも認められなくても、
私の思い描く方向と、現実のなにもかもが、逆方向に進んでいたとしても、それでいい、
それはそれ。
私が、自分が好きだと思うことを、変える必要はない。
私は私の好きを、守り続けたらいい。

って、誰に何を認められたわけはないのに、
ぐわーーーーって、心の奥から感じたのでした。

あれは、いったい何だったのか、説明できないけれど、あの時の感覚を、先日、すごくリアルに思い出したのです。


ですから、迷子は、大袈裟ではなく、私にとっての「浄土」でした。

私が、本当の意味で許されて、癒される場所でした。



誤解を恐れずにいうと、私には、いまも居場所はありません。

そのことを、心もとなく思ったりしましたが、
でも、それこそが乙女屋の原点だったことを、思い出しました。

だから、これでいいんだってこと、を。



世間の多くの流れが私の想いと違ったとしても。
世間の多くの流れだけじゃなくて、現実そのもののが私の想いと違ったとしても。

私は私でいたらいい。

私はそういう場所の存在に支えられて、かろうじて生きてこられたし、
だからこそ、乙女屋を守りたかったんだということを、思い出しました。



なんで忘れてたんでしょーねー。

大事なことを、しょっちゅう忘れて、どうでもいいことばかりに振り回される私を、まだ愛してくれますか?
とっくの昔にがっかりして、乙女屋のことなんて忘れてしまいましたか?
そもそも、愛していませんか?
あ、そうですよね、そもそも、知らないですか?どーでもいいですか?

でも、それもすべて自由です。

自由です。


あなたも、そして、私も。


そのうえで、も、私は信じ続けたかったんだった。

だから、別に今更嘆く必要なんてなかった。
迎合する必要もなかった。

なんで、忘れていたんでしょーね。


理解できなかった?

ぜんぜん、それでも嬉しいです、もし、最後まで読んでくれていた人がいたならありがとう!









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by otomeya | 2017-04-11 19:08 | 日々の戯れ

近況報告

4月2日より腰痛がひどく、日常生活も困難になってしまいました。

部屋で座っていることができる時間さえ限られており、最初の数日は本当に23、5時間くらい眠っていました。

横たわっているだけではなくて、本当に眠り続けました。
痛いのもあるけど、とにかくなにも考えられないくらい疲れていました。

こんなに眠り続けたの、いつぶりでしょうか、いや、初めてかな。

やらねばならぬことがたくさんたまっていますが、それにも関わらず、優しいお声をくださった皆様に感謝しています。

病院へもいき、検査の結果は悪くなかったので、いまは、とにかく日にち薬です。
昨日から、すこーし動けるようになったので、今日は、久しぶりに乙女屋へ行きます。



気が付けば、私もいいお年頃!

体力も集中力も、もともとないうえ、最近はさらに衰えた気がします。
今回の体調不良も、数年前なら3日で治っていたように思います、回復力も衰えたということか。はあ、情けない。

どれもこれも、と欲張るのを本当にやめて、本当に大切なことを選択していく時期に突入しましょうね。

と、自戒を込めて。


桜が美しい時期です。
皆様も、健康にお気をつけて、よき日々をお過ごしくださいませ。







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by otomeya | 2017-04-07 13:07 | 日々の戯れ

つれづれと。

今年最初の薔薇の花が咲きました。

一緒に月日を過ごしている薔薇の花は、特別に愛しいです。

とてもいい香りのする、ころんとしたピンク色の薔薇。

そっと顔を寄せると、さわやかな甘い香り。

いい香りでしょ、と共有したいな、って思い浮かんだ人が何人もいました。

そう思えることは、きっと、幸せなのだと思います。



最近は、インプットの時間を大事にしています。

そうそう、私は、本を読むのが好きだった。
そして、同じくらい、本を買うのが好きだった、と思い出しました。

これも読みたい、あれも読みたい!
あー、またこんなに買ってどうするのよ、って心のどこかで思いながら、興味が惹かれるままに本を選ぶ。
選んできたばかりの本を積み上げると、ああ、これこそ、今の私!って思う選書に自分でうっとりする。


忘れていたものを思い出しながら、さて、これから、どうしましょう、って、そんな日々です。




こんなページを、見に来てくれる人がいること、とても感謝しています。




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by otomeya | 2017-03-21 00:50 | 日々の戯れ

新しい気持ちで。

約10年お世話になった家具を無事にお譲りできました。
新しくやってきた家具も、イメージどおりぴったりに収まりました。

あー、これが私が本当に好きだった場所。

10年前は、憧れるだけで手に入れることができなかったもの。

一角だけではありますが、ひとつ、完成しました。

ここの感覚を大事にして、他を見直していきます。


焦らず、ゆっくりいこうと思います。

その過程も楽しみながら。




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by otomeya | 2017-03-11 00:53 | 日々の戯れ

大掃除

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ピンクロゼッタさんのすみれチュールヘッドドレスが届きました。
とてもとても素敵で、嬉しいです。

いろいろと思うことがある日々です。
啓蟄を過ぎて、もう春ですしね。

乙女屋の店舗をもって、10回目の春。
この10年、辛いことが多かったなーと振り返ります。
もちろん、嬉しいこともたくさんたくさんありましたが、辛いことも、多かった。
(つらかったことのほうが多かった、ではありません。)

辛かった理由は、

自分が無理をしていたから。
他人と比べてばかりいたから。
自分を信じることができなかったから。
自分自身を大切にして、育てることをしていなかったから。
(自分に厳しくあることを育てることと勘違いしていたから)
”正解”というものが、この世の中にあると思っていたから。

そう、すべて理由は自分自身です。
そのことに気が付けたのは、実店舗をもったことがきっかけです。
渦中にいたときは、辛かったけど、そのおかげでいまは、ずいぶんとらくになれました。
これからは、楽しく自由に生きていこうと、るんるんしています。

なぜ、そんなことを考えたのかというと、今日は、店舗の大掃除をしていたからです。
開店当初から使っていた家具を、今週中にひとつ手放すので、家具と、その家具を置いていた場所を大掃除です。

本当にいろんなこと、思い出しました。

今までありがとう。
今度もらってくれる人のところでも、幸せになってね。


その場所はひとまずすっきりしましたが、こうなったら、他の場所も大掃除したーい!

次の営業の時には、ちょっぴり大人になった乙女屋になっているかもしれません。

私も楽しみ!!!!













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by otomeya | 2017-03-07 23:47 | 日々の戯れ

「西洋アンティークの中にあるインドの手仕事」展を終えて。

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2017年2月 salon by otomeya (乙女屋ギャラリースペース)にて、展示会を開催しました。

西洋アンティークのバイヤーを20年続けた多田美和さんが、直接インドに出向いてセレクトしてきた品々。
伝統的なカンタ刺繍が活きるシルクのストール自体は、他店でももちろんありますが、一枚一枚、感じることを大事にセレクトされたきたものは、やっぱりなにもかも違いました。

その他にも、触れたことがないような美しい品々をたくさん見せてくれました。

ひとつひとつ、もっとお伝えすべきことがあったのに、私は実は消化不良。

もっともっと・・・・!!!!

ということが、実はありました。

バイヤーの方に伝え、反省課題を話し合い、次のテーマも見えました。

今までやってきたことないこと、次の展示会で、やってみたいと思います。

とても楽しみです。

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乙女屋を立ち上げた当初、私がアジアの美に目覚めることになるとは思ってもみませんでした。
ずっとアンティークレースとヴィクトリアンとロマンチックなものだけを一生好きだろうと思っていました。
それが、私!と思っていました。

でも、美しさって、そーゆーことじゃないって、感じるようになりました。


表面的でわかりやすくて記号的であることは、私にはあまり価値ない、と気が付いたのはいつでしょう?

もっと、本当のこと、を求めたい。


うん、大丈夫。
私以外にも、きっと、本当のことを選んで進んでいる人や、求めてくれている人はいると感じているから。


素直に、できること、続けていきたいと思います。







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by otomeya | 2017-03-04 03:37 | 日々の戯れ

世界は、無限に自由!

今日も、幸せな一日でした。

ありがとうございました。

乙女屋で実店舗を持ち、いろいろな立場の人にお会いできるようになりました。

それで、自分が世界だと思っていることは、あくまで自分の視点でしかない、ということに気が付きました。
同じ、空間、同じ場所にいても、感じることは様々。

それって変だよ、

って思われているよね、

っていうことは、その人の周囲からの声がもとで、それをその人もそうだな、って思ってしまっている、ということがときにある。

少し視点をずらしたり、別の環境にいる人にいうと、全然普通だったり、逆に価値があったりする。

それでいいんだよ。

そこでだめだったとしても、別にそこを立ち去る必要もないんだよ。

だけど、そこがすべてじゃないってことを知るだけでも、心に風は通る。

同じ場所にいるのに、同じ人とあうのに、違って感じたりする。

もっと自由になれるよ。

まだまだ世界は広いんだなー。

そして、光と愛に満ちているんだなー、きっと。

まだまだ欲張っていいし、まだまだ好きにしたっていい。

さあ、次は何して遊ぶ?


そんなことを、考えていますよ。

みなさま、今日も、ありがとう!




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by otomeya | 2017-02-06 00:04 | 日々の戯れ

つれづれと。

眠る前に、ほんの少しだけ、夢の話をしましょうか。

「お人形」という存在の不思議について。

私にとって「お人形」は、高嶺の花でした。

金銭的な意味でも高嶺の花でありましたが、なんだか存在自体がとても遠く感じました。
憧れてやまない、でも、私にはもったいない。

そんな気持ちがどこかにあったのかもしれません。


お人形をお迎えできる人はいいな、と心でいつも思いながら、
私にはたったひとり、特別な子がいればいいや、と思っていました。

特別な子が私のおうちにやってきてからも、
それでもやっぱりお人形の存在は私にとって少し遠い。

ただの≪物≫として思えない。
自分が≪所有している≫という感覚もあまりない。
≪ただ、お互いに必要としあっていて、いま、一緒に過ごしている≫という感覚かもしれない。
どこかで人形に自分を≪選んでもらった≫という感覚が、自分がお迎えするときにもあるのです。


夢を言うと、私の乙女屋は開店当初から本来はそんなお店でありたかった。
でも、「お人形は高嶺の花」だったし、自分の好きな子しか扱いたくないけれど、自分の好きなお人形を手放すなんて考えられない!という二つの理由から、人形屋はあこがれ、と決めつけていた。

だから、扱っていたのは雑貨だったけれど、物としての雑貨ではなくて、たとえ既製品であっても、特別なものとして生み出されてて、買ってくれる人を特別に幸せにするような出会いを提供したかった。



「どうせ絶対うまくいく保証なんてない、この時代の小売店。
だったら最初から本当のやりたかったことを目指せばよかった!」

って。


私の思い描く人形屋は、世間の人にとっては人形屋ではないと思います。
乙女屋が好きな人形しか置かないから。
それに、私にとっての人形と同じ役割をしてくれるものだったら、布花だって、アンティークレースだって、くまさんだって、私にとってはお人形だ、なんていいたくなるから。
(でも、それはあんまり大声ではいわないほうがいいよ、って仲良しのお友達に言われたので、ここだけの話ね)


でも、今の時代、もう、なんでもありやんなーって思います。

とあるお客様にききました。

「乙女屋がどうやったら、これからも続いて行けるかな?」


そしたら、その人、すぐに即答した。

「ここにしかないものを扱うことね。

そうしたら、それを好きな人はどうしてでも探して、どうしてでも来ると思うよ」


って。


だから、私にしか、わからないかもしれないけれど、人形屋を目指そうと思います。


去年の12月の心地よさをまた、感じたいです。






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by otomeya | 2017-02-02 00:44 | 日々の戯れ