<   2016年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

「迷子の音楽会」

時の流れが、どんどん加速するように感じるこの頃です。
秋が深まり、一年の終わりを意識する時期になりました。
大好きなアンティーク喫茶迷子での「迷子の音楽会」が決まりました。


日時 2016年12月4日(日曜) 
16時より集合 16時半~18時まで
場所 アンティーク喫茶 「迷子」
(迷子 HP →http://maigobook.tumblr.com/
参加費 1500円 (珈琲付・当日払い)

京都・銀閣寺近くのアンティーク喫茶「迷子」を貸切させていただいて、
迷子所蔵のSPレコードと、
歌い手・泉子さんのお歌を楽しむ小さな音楽会です。

e0037611_11590283.jpg
e0037611_11591237.jpg

e0037611_11592068.jpg
ヴォーリズ建築の建物の中の一室。
美しい空間で、古本と珈琲の香りと、静かな音楽。
日常を少し忘れて、今年一年を静かに振り返ってみませんか。
もちろん、ただ、音楽と空間の美を感じ尽くすのも、素敵。

2012年の秋から、不定期に開催しています。
今年は、なかなか日程が合わなくて、一年の終わりの季節に、一日だけ。

e0037611_11594648.jpg

ご予約埋まりました。ありがとうございました。
キャンセル待ちをご希望の方はご連絡ください。


キャンセル待ちご予約は→https://otomeya.ocnk.net/contact

件名「迷子の音楽会予約」としていただき、
「お名前/連絡先/参加人数」をご連絡ください。

ご一緒できるのを、楽しみにしています。

夏の音楽会のレポート →「乙女屋店主の日記/迷子の音楽会」
秋の音楽会レポート →「乙女屋店主の日記/迷子の音楽会」















[PR]
by otomeya | 2016-09-22 23:52 | 乙女屋イベント

感謝

今日は 嬉しいことがたくさんあって、

ひとつひとつ、かけがえのないことで、

嬉しくて、嬉しくて、

ひとつのことでは、本当に久しぶりに、

声をあげて、泣きました。


ここ数年、とにかく時間が足りなくて、
生まれてくる言葉、
形にできないまま、
泡のように消滅していき、なかったことになるような
そんなもどかしく、はがゆく、心もとない日々でした。

でも、もしかしたら、

以前の私は、
たとえばあるひとつのことをきっかけに、
あれもね、これもね、と思ったり、
たとえばね、なんて、空想を広げて、
無限の広がりを楽しんでいたのかもしれない、

と思うようになって、

でも、私自身がずっと、大事に何度も読み返す本、言葉というものは、
様々な想い、出来事、悲しかったこと、嬉しかったこと、
その都度、感じたいろいろを、丁寧に味わいながらも、
ひとまずは自分の中にとどめておいて、
あるとき、そういういろいろを、ぎゅーーーっと凝縮して、
100の想いのようなものを、
1に凝縮するような言葉なのかな、と思ったりした。


だから、1000の言葉を語ることは、
今の私にはできなかったとしても、
もう少し違う1の言葉を、生み出すことができるようになるかもしれないから、
悲しまないで、今日は、もう寝ようね、

明日は、大好きな皆様に、
きっと、会えるよね、
おやすみなさい。





[PR]
by otomeya | 2016-09-16 23:06 | 日々の戯れ

思い出

喧噪に満ちた大通りから、一本、また一本と、横道を選ぶ。

少しずつ、人もまばらになるころ、緩やかな登り坂になる。

ゆっくり、上る。

あれ、間違えたかな?と少し不安になるころ、その店は現れる。
路面に面しているのだけど、、扉が少しだけ奥まっているので、
遠くからでは、まるで見えない。
そのため、辿り着くまでに、不安になるのが常なのだ。

店が見えた途端、私の疲労感は吹き飛ぶ。
硝子越しに見える店内の風景に、
今日は、どんな出会いがまっているのかと、
気が気でなくなってしまう。

外から見える店内は、重厚感のあるオーク材の床、戸棚、キャビネットの設え。
扉の両側には、大きな窓があり、その窓には戸棚がついていて、
硝子瓶に、活けられた布花たちがふわふわとたくさん飾られている。


嗚呼、やっと、来れた。

いつも、心の中で深く溜息が漏れる。

私が、そのお店を訪れることができるのは、数年に一度だから。


そのお店にあるもの。

硝子瓶に活けられた、色とりどり、とにかくたくさんの布花。
あの花々で、自分好みに、めいいっぱい、
ブーケに束ねることができたら、なんと幸せだろう! 
と、私は、いつも空想する。

デザイン、サイズ、様々なデコラティブなボタンたち。
古い物も、現代の物も、様々。
ボタン一つの中に、凝縮された様々なデザインは、
1つ1つ見ていても、まったく厭きない。
むしろ、見れば見るほどに、魅力を発見してしまう。
このまま、ブローチにアレンジできそう、
これは、ヘアピン、これは指輪にもいいな。
シンプルなワンピースにこんなボタンがついていたら・・・・
こちらも、空想が止まらない。

シックな色合いのグログラン生地、シルク生地。
バックに仕立てたサンプルが置いてある。
クッションにもいいな。
たっぷりの房ブレードも売っている。
生地とブレードの組み合わせを考えると無限の可能性。
アンティークレースを使ってクレイジーパッチワークした作品も飾ってある。

フランス製のジャガードリボン。
シックな色合い、エキゾチックな色合い、
更紗模様、花籠模様、花柄が繊細に描かれた物。
グログランの生地と組み合わせると、さらにイメージが広がる。


手に取るもの、どれもこれも、一つ一つが、宝物。

そうそう、これ!
これが好きなの、と、心で一人で叫びたくなる。
この世の中に、どうしてこんなにも可愛い物があるのかと、
何度訪れても、不思議になるほどに、そのお店のセレクトが好みだった。


だけど、たくさんある品々の中で、
何度訪れても、私が買うのは、いつも同じ。

店内の一番奥、
下の抽斗を開ける。
抽斗には、時代を経てきた、ベルベットリボンたちが納らている。
太い物、細い物、変色したもの、少し剥げているもの。

この抽斗に行きつくまでに、これは、絶対買うでしょ、
あれに、これは合うでしょ、これは珍しいでしょ、
と考えていたもの、ひとつひとつ、諦めていく。

ただの、ベルベットリボン
でも、その色合い、質感に、どうしても、どうしても、魅せられる。
どれも、これも欲しい。
どうしてもほしい、諦めきれない。
でも、全部は買えない・・・・
選び抜く、真剣勝負。
そして、気が付くと、抽斗のリボンの中で、
いちばん色褪せてて、一番くたくたの物を、探している。

今度こそ、違うものを買おうと、と訪れるのに、
自分でも呆れるくらい、同じ行動をしてしまう。
せっかく同じ値段なら、状態がいいものを選べばいいのに、
と思いながら、ときめいて、触れたくなるのは、
そういうものばかり。

なぜ、そういうものに、ときめくのだろう。
説明できない、でも、もう、たまらないのだ、なぜだろう。

わからないけれど、もう、そこにそのリボンがあったら、
私は、置いて帰ることができない。

色褪せて、くたくたになったリボンは、
経年劣化もあるので、使うことも懸念される。
なので、持ち帰っても、使うことはなく、
ただ、宝物にするだけ。

なのに、いつまでも、私は集めてしまう。



学生時代、地方から東京のその店を訪れることができるのは、
数年に一度のことでした。
限られたお小遣いで買えるものも、ごくわずかでした。

今は、そのお店は移転してしまって、
アンティークのベルベットリボンも少なくなってしまい、
移転先では、その感覚を味わうことができず、
オーナーマダムも亡くなられ、それ以来、ご無沙汰しています。

それでも、あのお店で感じたときめきは、
私の中で、今でも時折思い出します。

今年の夏は、ベルベットリボン遊びをしていて、
少しだけ、その頃のことを思い出しました。



どうでもいい、昔話でした。













[PR]
by otomeya | 2016-09-14 00:31 | 失われし場所

なでなで。

「きょうも1にちぶじでいてね
むりしすぎないようにね
えいようをすこしはとってね
みずだけじゃなくえんぶんもね
いいいみでてぬきしようね
じぶんにむちをうつのは
いたいからほどほどにね
とにかくほんときをつけてね
そしてかえってきてね
こころからまってるからね。」


ツイッターで、優しい言葉を紡いでいる、にゃんひー(@nekomahou3)さんのツイートからです。


自分に優しくすること、
自分をほめてあげること、
自分を愛すること、

本当は、一番最初にしなければいけないこと。

これをできている前提で、人に優しくするべきなのに、

自分を責めてしまう癖が、どうしてもある。

そんな癖がある人が、本当に人に優しくできるなんて、残念ながらないと思う。

まずは、最初に自分に優しく。

出来た人が初めて、本当の意味で、人に優しくできるように思います。


まずは、自分を、なでなで、してあげてくださいね。






そして、いつでも、ここで待っているよ、といえる場所が、
乙女屋であれたらいいな、と思っています。






[PR]
by otomeya | 2016-09-05 23:13 | 日々の戯れ

夏の終わり

9月になりました。


まだ、残暑が続いていますが、
夏は、終わりましたね。


夏の終わりに、なにかがチューニングされるかのように、
始まりの準備が訪れることがあります。

昨年、この時期に、乙女屋の実店舗が二つの空間に増えました。

あれから、1年経ちました。

ささやかですが、アニバーサリーの贈り物の準備をしています。


気に入っていただけるものが、できているといいなぁ~・・・


(いま、試作品の仕上がり待ちなのです!)




[PR]
by otomeya | 2016-09-05 22:43 | 日々の戯れ