梅雨入り

静かな長雨の大阪です。

梅雨入りした、とのうわさもききました。

雨の音を聴きながら、このブログを書いています。



思えば、ここ10年、常に強迫観念に近いものを抱えながら生きていたのかもしれません。

本当の願いは、

「小さくてもいいから、自分の愛するものたちを守ることができる場所を保ちたい」

ただただ、それだけでした。

それなのに、

そのために、何ができるのか、なにをすればいいのか。
そればかりに気がとられ、常に何かを意識し続け、翻弄されていました。

ある程度の経験を積み、なんとなく役割をもらえるようになったり、期待してもらうことなども増えてきました。


やっと手にした役割や、期待してもらった気持ちを裏切ってはいけない。

ますます、踏ん張るようになり、心が仁王立ち状態になっていた時期もありました。

一番、踏ん張っていた時期は過ぎましたが、まだまだ、自分の力量以上のことを、引き受けてしまっているかもしれません。


どうにも、今、よいしょと腰を上げられないまま。

仕方がないので諦めて、
ちょっと、束の間、立ち止まって考える数日を過ごしています。


「今の私は、ちょっと無理しているのね。

そっかそっか、うんうん、よく頑張ってきたもんね。

大丈夫、大丈夫、少し休んだら、また、動けるよ。

だから、少し、休もうね。」


と、自分で自分に言い聞かせて、ひとやすみ、ひとやすみ。



そんな時間も、必要なはず。


















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# by otomeya | 2017-06-07 15:47 | 日々の戯れ

ゆっくり

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今年の5月は特別な日々でした。


少しずつ、日常へ戻っています。



力を抜いて、柔らかく、向き合っていきたいな、と思います。





*







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# by otomeya | 2017-06-04 11:46 | 花の記憶

終了しました。

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吉田キミコ 「記憶へのオマージュ」終了いたしました。

26日~28日はスタッフとして会場にいました。
長くお世話になっている方、初めて見にきてくださるかた、
本当にたくさんの方がいらしてくださいました。

会場では、吉田キミコデザインの「キミコ衣裳」を着ました。

吉田キミコの空間で纏うキミコ衣裳は、これまで日常で着ていたのとまるで違う感覚がありました。
あの空間で毎日を過ごすことができたなら、きっといろんなことが変わるのだろうな。

でも、わずか数日の間でも、私の中でも変化があったように思います。


奇跡と愛の連続で、スペシャルなことが、たくさんありました。


あの空間と時間はもう戻らないけれど、
また別の形で、お目にかかれる日がきっとありますように。


世界は美しく愛しくて、かなしい。







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# by otomeya | 2017-05-30 00:06 | 吉田キミコ

「記憶へのオマージュ」始まりました。


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行ってきました、吉田キミコ「記憶へのオマージュ」

入った瞬間に、深く、息をのみました。
長く水の中に潜っていて、やっと空気が与えられたかのように貪欲に。

長い長い間、この世界を見せてもらえなかった、
やっと、やっと・・・・という想いだったと、
今、一晩明けて、言葉をあえて探すなら、そのような感覚かな、と思います。

それでも適切な想いとは言えない。
まずは、本当に、言葉がでませんでした。


「やっとここに帰ってこれたと思った」といった人、
「あの頃の自分に向き合おうと思った」
「ここで命が果てても惜しくない、と久々に思える作品と世界観だ」と言ってくれた人。

私がその場にいたときだけでも、数々の人が、大切に作品に向き合い、そこを通して自分を再確認するような空間でした。


これが、本当の意味での「作家」の仕事なんだと思った。


私は、もう、ただただ、泣いていました。

ここまで泣き崩れると思いませんでした。



あと4日間しか、あの場所は存在しません。
でも、訪れた人の心の中には、ずっと未来永劫存在し続け、蓄積されていくのでしょう。


まさに「記憶へのオマージュ」

そして、あんなにも普遍的なノスタルジア。


最高の展示です。

あと4日間、あります。
なにかが気になるのなら、お出かけなさってください。
http://petitekiki.blog.fc2.com/blog-entry-94.html




■関連記事■
作家 虚構メルヘンさんが展示を観た感想を綴ってくれました。ありがとう!
https://ameblo.jp/k-kero79/entry-12277513884.html






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# by otomeya | 2017-05-25 12:34 | 吉田キミコ

「記憶へのオマージュ」

日付が変わりました。いよいよ今日から始まります。

吉田キミコ 「記憶へのオマージュ」


実現するまでに、予期せぬいくつもの困難がありました。
今日の日を迎えられたことが、まず、もう素晴らしい。


この展示のことを、キミコさんは決して”個展”ではない、ということをとても大事にしていました。

長い間眠っていた作品たちを一堂に並べる機会ではありますが、自分の作品を披露するための展示ではなく、今まで出会ってきたすべての皆様、ご親族の皆様と、束の間懐かしい気持ちを共有し、改めて感謝の気持ちを伝えたい、との思いがあるようです。

それは、まさに展示のタイトルとなっている「記憶へのオマージュ」であり、その記憶に関わってくださった方と、またひとつ、素敵な記憶を増やしたい、というささやかな気持ちの展示とのこと。

会場となるアートホールリビーナは、地下鉄「表参道」駅の真上に位置します。
以前は、道路を挟んだ向かいに、ハナエモリビルがありました。
パリのパサージュの雰囲気が漂うアンティーク街があり、人形屋佐吉もある素敵なビルでした。
(現在はなくなりました)

このリビーナで、毎年5月に≪Nuef≫展というグループ展があり、吉田キミコもずっと参加していました。
(Neuf展は、現在は開催されていません)
毎年、この展示だけでお目にかかれる大切な方もいたり、数々の思い出があるようです。

広々とした空間に、窓からほのかに光が射し込み、新緑の木々を見下ろすことのできる場所です。

私も何度か、伺ったことがあり、あの懐かしい空気に再会できるかと思うと、その頃の様々な記憶も蘇ります。


ですが、もちろん、初めて吉田キミコの作品を観る、というかたも、気軽にいらしてください。


この場所で、吉田キミコの作品に出会うことで、きっと新しい何かが、始まっていく予感もします。

私自身も、まだ見たことがない作品たちをたくさん見ることができるのかと思うと、その時間が近づくにつれ、胸が高鳴ります。



ぜひ、みなさま、お出かけくださいね。


5月26日~28日は、私も会場でお手伝いをしています。
よろしければ、声をかけてくださいね。










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# by otomeya | 2017-05-23 00:47 | 吉田キミコ

「記憶へのオマージュ」について。


いよいよ明日から、吉田キミコの展覧会が始まります。

昨晩から胸が高鳴り、あまり眠れません。
そして、いま、この瞬間に搬入が進んでいるかと思うと、ますます興奮してきます。
どうしたことでしょう!

遠方から、少しでも協力できることを、と考えて、展示情報のツイートすることにしました。
今回、初めて知る方もいるかもしれないと、作品画像を撮影して掲載もしました。

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(吉田キミコ 絵葉書より )


これらの絵葉書を目にしてから十数年が経ているのに。
乙女屋でも何枚も販売したのに。
改めてこの絵と向き合うと、今でも、形容しがたい感情がこみあげます。
気が付けば、涙があふれている・・・という文章に出くわすと、照れくささを感じますが、
私にとって吉田キミコの作品は、今なお、その存在であり続けるようです。

大袈裟に誇張した表現だったなら、もう少し乙女屋は成功していたかもしれませんが、
これ、本当に真剣なものなので、仕方がありません。残念な私ですが、それでもくじけず生きていきます。

あ、話がそれました。


先日の記事に、思いがけぬ感想などをいただき、続きを書きたかったのですが、
時間が足りないため、順番を抜かして、今回の展示について綴ります。


(話がそれたので、気持ちを仕切りなおすために、記事をわけます)






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# by otomeya | 2017-05-22 11:35 | 吉田キミコ

もうすぐ・・・・

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画家・人形作家 吉田キミコ (http://www.kimicoyoshida.com/) 

私は、この作家のことが、とてもとても好きです。

{好き}を越えて、尊敬、敬愛、憧れ、恋慕、感謝、共感・・・と、様々な想いが交差しています。

そのひとつひとつを、ブログで表現することは、難しい。
ずっと数年、それを言葉にしようと思いながら、できないできました。

でも、そうも言っていられない、この残された数日間。

改めて、初心に戻って{好き}という気持ちから始めます。


私が、吉田キミコの名前を知ったのは、約20年ほど前のことです。
憧れの店を訪ねて上京した時に、平屋の長閑な駅前にある喫茶店で、出会いました。
美術的な看板が美しく、ミントグリーンの重い扉、店内には使い込まれた木の質感と、テーブルには小さな花、
壁面には、静かな佇まいの絵が飾ってありました。

バナナケーキと、紅茶を頼みました。
店内に流れる静かで柔らかな空気、私がそれまで出会ったことのないものでした。

静かに感動し、この素晴らしい空間を崩さないように自分の振る舞いに過失がないよう緊張しながら、
(そう、あの店の扉を押し開ける時、いつも安心と同時にわずかに緊張したものです!)
店内の絵を眺め、ささやかに飾られたアンティークレースのハンカチ、硝子瓶をそっと見せていただき、
その目に留まったのが、たくさんの絵葉書でした。
そっと手を伸ばすと、他の店では見たことがないアーティストのものばかり。

これも素敵、あ、でも、これもいいな。
あれこれ選んでいるうちに、黒い円の真ん中に少女がいて、両サイドにうさぎがいる絵葉書に出会います。
とても、驚きました。
こんな世界が、この世界にあるなんて!
「これこそ、私が求めていた世界!私の心の中にある世界!」
不遜な思い込みですが、許してもらいたい、20年も前の私が、誇張ではなく、素直に感じた想いでした。

世界観も、少女の表情も、圧倒的に出会ったことが無いものだった。

この人の絵だけは、死ぬまでに必ず手に入れたい、と思った。
それまで絵を所有したいと思うことは一度もなかった。
絵を所有したい、というより、自分に欠けていたとても必要な何かをやっと見つけた!という感覚に近かった。

絵葉書を裏返し、作者の名前を確認した。
「吉田キミコ」とだけ、書いてあった。

心の中で繰り返した。

「吉田キミコ」

描いた人の名前が、わかった。
でも、それ以上のことを確認する余裕はなかった。
その日は、求めていた世界に出会い、それを描いた人の名前がわかり、その人のことがわかるであろう、この店を知った。
それだけで、十分すぎた。
気に入った数枚のポストカードを手にしてテーブルに戻り、お茶を飲んだ。

その日から、いろんなことが実は始まっていたのだと思う。




続きます。



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吉田キミコ 「記憶へのオマージュ」まであと、3日。

http://petitekiki.blog.fc2.com/blog-entry-93.html

長い間眠っていた懐かしい作品や、思い出の品々が並びます。
またとない機会です。
ぜひ、お運びください。










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# by otomeya | 2017-05-20 11:42 | 吉田キミコ

ごきげんな日々。

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(オカザキハルミさんのぬいぐるみの画像をリニューアルしました!→http://otomeya.ocnk.net/product/2878


今日と明日は、FANTANIMA!の搬入。

通販作業とか、事務仕事とか、雑務とかもありつつですが、大いに働きました。


いろんなことが、ぽろぽろと、見え方が変わる日々です。

まだまだ、いろんなことを、なにかの責任にしていたんだなー。

乙女屋がどうにもうまくいかないのは、”お店”として定休日を決めて営業していないから。
だから今年は、定休日を決めて・・・としていたはずが、イベントの兼ね合いだったり、体調不良でやっぱり守れていなかった。

だから、だめなんだ、って心のどこかで思っていましたが。

が。

今この時代は、通信手段や物流手段が大きく変わりました。
店舗を構えなくてもビジネスは成り立つ時代で、物がなくても成り立つ時代でもある訳で。

イベントだけで活動している人、ネットだけでやっている人、不定期営業で成功している人もたくさんいるわけで。

だったら、乙女屋がうまくいかない原因は、先に挙げたものではないんじゃないの???


・・・・


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なんか、すごーく、驚きました。


そう気が付くと、そうだ、確かに、そういう問題じゃない・・・

とたくさん見えてきました、改善すべきポイントの数々!!!!!

ちょっと、これから大改革が起こるかもしれません。

といっても、向こう半年くらいは、スケジュールがだいたい決まっているので、目には見えない私の中だけの変化かもしれませんが。


というか、5月23日~は、とてもとても大きなイベントがあります。

このイベントを目前にして、いろいろ思うことももちろんあり、会場に出向いたらどう思って、そこでどんな時間があって、その後、どんなことになるのだろう?

とてもどきどきします、不安と期待と両方です。

どちらにせよ、今の私にできることは、「すごーい!」って言われることではありません。
「見るからにポジティブ!どんな環境でもすべてを前向きに!」みたいな、資本主義とポジティブ思考の流れにも乗りませんが、みんなが右だ右だ!!!というときに、本当にそうかな?という立場でいる人も、世の中には必要だと思うので、ここが私の立ち位置なのかな、と思います。


それになんといっても、私には、FANTANIMA!もありますからね♪

ですが、オトメヤのことも、このページに、また更新するので、見に来てくださいね。


こんなページを見に来てくれる方に、心から感謝します、ありがとうございます!





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# by otomeya | 2017-05-16 23:40 | 日々の戯れ

FANTANIMA!

通常営業二日間が終わり、5月18日からはFANTANIMA!が始まります。

FANTANIMA!は、不思議可愛い動物作品の展示会です、半分以上が海外作品です。

既成概念を超えた自由な表現に触れることで、新しい目線をもつきっかけや、新しい出会いが生まれました。


先日、あるかたが、FANTANIMA 東京展にお出掛けくださって、その感想をメールしてくれました。


「FANTANIMAに、そういえばFANTANIMA!に行った事無いな・・・今日までだった筈。って16時までだー!と慌てて伺ったのでした。

こう・・・凄いとしか言いようの無い空間で、行って良かったです

もうちょっと時間があれば~というのが悔やまれます。やっぱり実物見ないとですね!

(中略)

時間が無くて後ろ髪引かれるように帰りましたが・・・今でも気になってます。今までの傾向だと趣味では無い気がするんですけどね~。えっこの子気になるんだと自分でも吃驚でした。大阪にも行くかしら?」



と。

画像で見ているだけだと、乙女屋がいつもご紹介する世界と、ちょっと違うかもしれません。
が、伝わらない魅力とエネルギーを持った作品がたくさん集まります。


今年は、どんな作品に出会い、どんな人が集まってくれて、どんな思い出ができるでしょうか?


気が向かれたら、気楽に遊びにいらしてくださいね。

思ってもみなかった作品と出会い、予想外の自分とも出会えるかも?!





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# by otomeya | 2017-05-16 00:01 | 乙女屋イベント

ベアとわたし。

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今日はお店の営業でしたが、のんびりしていたので、くまさんと遊んでもらっていました。
【Takutoすがわら】さんという作家さんのくまさん。

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先日のポルトボヌール展のための子達。新作でした。

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見て!このソックスフォルムの足!
なんて可愛いんでしょう!
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向かって右の≪Dewdrop≫(ドロップ)くんはおうちが決まりました。
左の子・・・背景に馴染みすぎ?
ごめんね、また一緒に遊ぼう。

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この子たちは【大西けい】さんの二人。
素朴で可愛い子です。

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上から見ても、可愛かった!

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乙女屋の軒下で育ったピエールドロンサールと一緒に。
このクマさん、ピエールみたい、って思いませんか?
優しく愛らしく、心がほっとします。


それぞれ、ひとりひとり、違う個性があるくまさんたち。

知れば知るほど、愛しくなる存在です。





■関連記事■
くまさんの写真を撮るのが好きです。
くまさんの画像たちはこちらのカテゴリーから→「ベアとわたし」








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# by otomeya | 2017-05-14 00:19 | ベアとわたし。