2018/11/18 朝

昨日は、乙女屋でライブをしました。

(ライブ企画のきっかけ→https://otomeyanet.exblog.jp/27559352/)


まっさらな気持ちで、きっかけから少しでもダイレクトにいきたくて、あえて音源を聴くのは避けていました。
(せっかく事前に送ってもらってたのに!)


ライブは、非常によくて。
ご来客の方も素敵な方で、今までにない乙女屋の空間がすごく心地よかった。

それは、相澤さんの音楽?物語?なんだろう、なんかうまくいえないなにかについて、ありきたりじゃない洞察を深めて紡がれる根っこのコンセプトが、今の私に、ちょうどよかったんだと思う。

プライベートなことで強烈な無常に向き合う必要があるこの頃に、いままで聴き馴染んできた音楽はすべて、密接に結びつき過ぎていて、どうしようもなかった。

まっさらに初めて、乙女屋で初めて奏でられた音楽は、still waterのようで、小さな光の粒みたいに、小さく囁かれていた。うーん、この表現が、適切なのかわからないけど。


で、一晩が明けて、乙女屋に向かう電車の中でこの記事を書く。自分のために、書いている。

うん、私、いままで優しい歌に触れてこなかった。
私が今まで求めた歌は、そういう優しさじゃなかった。
でも、そういう優しさじゃない歌にしか、共鳴できなくて、それが私の根っこであって、それはきっと死ぬまでそう。その歌の代わりになるものはない。代わりに歌える人もいない。その歌に出会えたから、もうそれだけで、この毎日を生きられる。その歌を恥じないで聴くためだけに、私は生きている。

でも、だからこそ、その歌は私に自由であることを許した。捉えて欲しかったのになぁ、生きていかなきゃ、いけなかった、自分でいなくちゃいけなかった。


ヒーリング音楽なんて糞食らえと思ってる節があるけれど、相澤さんの音楽、そんなんじゃなくて、よかった。

本当の優しさってものを、私はある人からもらったことがある。だから、優しさについてだけは、真贋見極められるんだ。


でも、優しい嘘とかあるから、人間て面白いよね。
場合によっては嫌いじゃないないねんなー。


朝からすみませーん!



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# by otomeya | 2018-11-18 10:54 | 日々の戯れ

うさぎ

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うさぎの補修、完了!
我ながら、可愛くなりました!

片耳だけ、ワイヤーを入れました。

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片耳だけでいいの?とも言われましたが、
もう片方は、しっかりついているので、それをわざわざ取り外さなくてもいいように感じました。

あと、なんとなく、ぴーーん!と立っているより、くったりした感じが、乙女屋は好き。

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表面を軽く洗浄して、ブラッシングをしました。

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アンティークシルクリボンを首に結んで完成!!


気に入ってもらえるかな?


ちなみに、ほかにもビンテージうさぎぬいぐるみの在庫があります!!!

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ちょっと雰囲気が変わってしまったので、もし、他の子にトレードしたくなりましたら、お知らせくださいね。




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# by otomeya | 2018-11-05 19:05 | 日々の戯れ

岡本太郎

うさぎのぬいぐるみの補修を任せてもらい、久々にお針箱を取り出したり、昔話を思いだしたり。

あの人のアトリエでみた古いくまさんみたいに、わざと赤い糸で直してみようか?

とか思ってみたりするけれど、あのくまさんが可愛かったのは、物珍しさを狙った感じがないのがよかった。

"へたうま"という単語は90年代だったかに、流行した死語だけど、それは、好ましくない。

ではなんで、あのくまさんを好ましいと思ったのだろう?と考えていて、思い出したのは、岡本太郎の言葉だった。


技術的に優れたものは、非の打ち所なく、素晴らしい。
でも、そうじゃないけど、歌わずにはいられない衝動が伝わる未成熟ゆえの力がある音楽みたいに、下手かもしれないけど、自分の一生懸命さで向き合い、他者の評価に左右されないことの強さ。

既成概念からの解放。

みたいはものを、私は、なんか、あのくまさんと、それを大切にしていた作家さんのありかたから、感じていたんだなぁ、

とか、思って過ごしていました。




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# by otomeya | 2018-11-03 21:08 | 日々の戯れ

嬉しい

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古いぬいぐるみの補修のお仕事。

思い出すのは、とある作家さんのベアコレクション。
その作家さんの集めるくまさんは、古いものばかりで、不器用な補修がなされたものがいくつかあった。

まったく本体と色が真逆な糸で、ザクザク縫われていたり、まったく異なる柄、手触りの布で、あまりにいいかげんに見えるような手法で補修されていたりした。

手荒に見える修復方法を、
「大胆よね!」
「思いつかないなぁ!」と、にこにこと、ひとつひとつの箇所を慈しんでいらした。

「大事にされた痕が愛しい」、と、アンティークベアを評するときに使いならされた感じとはまるで違っていたし、時代も、今より随分前の話。


任せてもらったうさぎの補修を、どうしようかと考えながら、そのことを思い出した。


好きな絵を飾り、花を飾り、空間を整え、椅子に腰掛けて、傷ついたぬいぐるみを、乙女屋でしかできない雰囲気に手直ししてあげられるようになったら楽しいだろうなぁ、とか、空想する。


誰が見ても上手であること以外にも、ものにはいろんな視点のいろんな魅力があっていい。

みんなにそれを伝えたいとは思わない。
わかってほしいとも望まない。
私が、そう思うだけ。
そういう自分でいつづけたいだけ。

それをわかってくれる人が来てくれたら、とても嬉しい。


和ばらに出会った今、私は、心からそう思える。

望みがあるとするならば、私が自分を信じ続けられるだけの力と実力があること。

だれかが認めてくれるかどうかは、その副産物。

もし、いてくれるなら、心から感謝する。

ただ、それだけ。


さて、うさぎを、乙女屋好みに直してあげられるかな?

わくわく!





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# by otomeya | 2018-11-02 15:30 | 日々の戯れ

乙女屋にて

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乙女屋 営業中です。
昨日、納品していただいたばかりの "no name doll"、昨晩と同じく、キャビネの中で寄り添ってます。

いる、いるわーー、という気持ちになって、一人なのに、にんまりします。

不思議な存在。
愛しいな。


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この子たちに作者がつけた名前が、もう、まさにとてもいいなと思っている。

この二人の存在感にインスパイアされ、わたしの中でも閃きがありました。
それがなにかは、まだ秘密ね。
空想だけで、すでに楽しい。
というか、空想が一番楽しいのよね。
実際に始めてみたら、思い通りにいかないし、自己嫌悪になる現実ばっかりだもの。

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昨日の楽しかった思い出を片付けながら、本日の業務にとりかかりましょう。


やりたい空想を楽しめる幸せ
楽しくはないけど、必要だと感じる業務があること、それをこなせるだけの健康が自分にあること。

それだけで、わたしはいま十分に満たされた気持ちです。

あなたは、どう?




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# by otomeya | 2018-11-02 15:10 | 日々の戯れ

11周年

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11周年の記念日、楽しく過ごせました。

乙女屋があることをお祝いしてくれる方がいました。

とても、嬉しかったです。


これから先の乙女屋は、いままでと変わるところがあるかと思いますが、自分の中では、とても自然です。


やるべき課題はたくさんありますが、焦らず、ひとつずつ、向き合っていこうと思っています。

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まだ出会っていないけど、なにか予感がする。

それが、かなり確信に近い。
不思議な感じ。

「大気圏突破」した感じが、自分の中に。
センチュリーボーイが脳内に流れています。




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# by otomeya | 2018-11-02 10:19 | 日々の戯れ

思い出のうさぎ

2011年のことを思い出していました。

それは、吉田キミコさんの「乙女座物語」を開催していただけた、乙女屋をギャラリーとしたの最初の展示でした。

その年は、東日本大震災があった年でした。
お客様からの発案があり、乙女座物語と同時開催で、Guignol二階ギャラリーでチャリティーイベントをしました。
企画を発案、実行を仕切ってくれた方から、すごくたくさんのことを学びました。
久々にあのイベント準備をしていたときのやり取りを思い出す。長い時間が過ぎたいまも、なお温かく感じます。


イベントの名前は、"野うさぎ蚤の市"でした。

その名前にしたからには、と、ビンテージのうさぎグッズを集めました。

そのときのうさぎさんに、今日、オーダーが入りました。

初のヴィンテージぬいぐるみちゃんは乙女屋さまでと思っていたので」 と、嬉しいコメントつき。


耳の補修も、乙女屋に任せてくださるとのこと。

可愛く直してあげたいな。


少しお待ちくださいな。








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# by otomeya | 2018-10-31 15:08 | 日々の戯れ

強さ

ひとつまえの記事を書き、誤字がないか?文章を読み返す。
読み返していて、気になった。
私は、強くなりたい、と書いたが、それはなにを意味していたのか?


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看板もない小さなお店に、来店してくれたお客様の期待にとにかく答えたかった。
どちらかというと、好意的ではない上から目線で批評したい興味本意な年配者の来店が多かった。

でも、それは想定内だったから、それに腹をたてたり、嫌悪感を持ったら負けだと思った。

そのような悪意にも、凛として穏やかに、興味を持っていただき、時間を割いてもらったことに感謝しなきゃいけない、だって私はまだ商売人の初心者で、その方たちに学ばせていただいているのだから、と。

それに、大好きなものを集めた乙女屋を"いやな店員の店"と思われたくなかった。
二度と会えないかもしれないのだから、という気持ちで、これだけ尽くして、だめならしかたがない、という接客を心がけた。

心意気は間違いではなかったと思う。
けれど、商売も接客も経験がなかったので、間違いが多かった。相手のためにもならなかったし、自分も磨耗した。


申し訳なかったと思い返すことが多々ある。
いま、御縁が残っている人ももう会わない人もいるけれど、時折、思い出して反省する。


ただ、人からいただく信頼は、力づくでもお金の力でも生まれないし治癒されない。

だから、執着しないことが一番自然。

いまとこれから、必要なことは必ず繋がっていく。

大丈夫、そう信じる力が、今思う"強さ"みたいなものかな。





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# by otomeya | 2018-10-31 11:06 | 日々の戯れ

思うこと


「まだ私が金勘定の世界にいなかったころ、店をつくることで、人生をどんなふうに変えたかったのか思い出せる気がした」

「すべての雑貨」を再読していて、自分はどうだろうか?と問いたくなった。


というのも、明日は実店舗の11周年。
3周年から昨年までは、開店記念イベントをしていたので、前日となれば新作に囲まれて、賑やかな時間を過ごしていた。

今年はそれがないし、過去20年の在庫と私物フリマでの振り返りもあったから、開店する準備をしていた11年前のなんにもなかった自分について思い返すことが多い。



私は、どのように人生を変えたかっのだろう。
実は、自分の人生については考えていなかった。
唐突に今の物件を紹介してもらい、ここならいいんじゃないか、恩師の近くでもあるし、ということで準備期間は約1カ月だった。

いつか店舗を持つことができたら、と、空想しながら買い集めていた自宅で使っていた家具を持ち込み、好きだった薔薇柄の紅茶を仕入れた。


それまで、大事に大事に守られて、逃げて生きてきた人生だったから、いよいよ現実に一人で立ち向かうんだと思った。楽しい出会いは予想できず、簡単にうまくとも思わなかった。でも、好きなものを守るためなら、きっと私は強くなれる、と思った。

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今は、思う。
強くある必要なんてない。
もう、無理はしなくていい。
他者も私も、素直に自由であればいい。

平和と調和が、まずは人と人との心から生まれ、空間、世界へと繋がればいい。




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# by otomeya | 2018-10-31 10:37 | 日々の戯れ

11年前

11年前の今頃、長年の夢だった実店舗の準備をしていた。

傍にいてくれた人がいて、
新しい出会いもあり、
不安と期待、圧倒的な時間の足りなさに焦っていた。


あの頃から、随分と遠くに来たように思う。

一方で、本質が変わらなかったからこそ、今に繋がっていたように思う。


変化したものと、変わらないものとが共存して今がある。
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# by otomeya | 2018-10-30 19:14 | 日々の戯れ