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PORTE BONHEUR!

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PORTE BONHEUR!

5/1は、フランスでは幸せになってほしいひとにすずらんを渡す日だそうです。いまでもそうなのか?わからないけど、素敵な風習だなと思います。

今年の最初の企画展が始まります。
客観的に見たら、ささやかものなのかもと思います。
でも、乙女屋自体がささやかで幻みたいな店だから、
仕方がないですね。

わたしが勝手に拗ねてるだけで、
作家さんもお客さまもそんなことはみていない。
ちゃんと大事なものを見抜いて、
だから、乙女屋に関わってくれている。

やっとそう思えるようになりつつあるかも。

今日は、某作家さまと展示方法でご相談しました。
一般的には、こんなことしないだろうなということをしたくて、でも、それが作家さんの気持ちを無碍にすることになるなら、やるべきではないから。

ご提案したことをご快諾いただきました。
「わたしたち、一般的じゃないものが大好きじゃないですか!」と励ましてくださいました。

そこから、たくさんいろんな思い出が去来して、でもひとつひとつに今のわたしで、今までになかった回答が浮かんだ不思議な日でした。

すでにわたしには幸せの再来となったこの春ですが、
さて、わたし以外のかたに乙女屋は必要ですか?



# by otomeya | 2025-05-01 00:10 | 日々

花々

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この春最初のジャスミンを見ました。
白のモッコウバラと組み合わせたら素敵なのでは?なんて思いついて自転車を走らせていたら、あら!奇遇にも組み合わせて育ててらっしゃるお家の前を通りかかって嬉しい驚き!
写真を撮らせていただいて、香りで深呼吸させていただく。
恍惚で眩暈しそうなくらいいい香りだった。
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その横にはコデマリをグラデーションさせられてました。
なんと素敵なのでしょう。
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蕾も可愛い。
夜に一層芳香が豊かな気がします。
夜に甘い香りが流れていて、白いお花が浮かび上がってきたりする。夜が楽しい季節です。

昨日は遠くからですが、山に自生する藤を見た。
私のことを花の名前のひと、と呼んでくれる人がいらして、それをきっかけに藤が特別に好きになりました。

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# by otomeya | 2025-04-29 22:14 | 日々

春のお手紙

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こんにちは、お元気ですか。
モッコウバラがあちこちすでに満開で、これって数年前でいうところの5月末なんじゃない?と感じています。

4/25があって、流れでyoutubeのおすすめでhideちゃんの映像を見てて、今朝は片付けていたら谷川俊太郎さんの訃報の記事の束で手が止まりました、さきほどは、大宮エリーさんの訃報がはいりました。彼女の本に救われたことがあるのと、歳が近いので揺さぶられます。そう思うともう会えない人々(と動物たち)の数がどんどん増えていることに気がつきます。悲しいのだけど、蘇る思い出ひとつひとつは愛おしく懐かしい。思い出す時間は、過去と今が繋がっていて、わたしの中ではいま。

これから何度思い出すのかわからないけれど、いま、納品を待ちながらのこの時間も、もちろんいつの日か過去。
乙女屋は美しい過去が詰まった箱庭みたい。

わたしがいまこうしている時間、いろんな人の手で大事にされて流れ着いたアンティーク雑貨、自分の一番美しいものを捧げてくれているに違いない作家さんの作品たちの束の間の居場所。

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売上だけ考えたらもっとこうすべきなんだけど、でもそれじゃあ乙女屋じゃないし、という懸念がいつもあったし、いまも時折思うけど、何度もトライ&エラーして、ずいぶん視点が変わってね。じゃあ、乙女屋の純度上げることに、他を見てる時間や力を全部注ぐしかないんやし!とね、頭でわかってても習慣になってる考えかたが足を引っ張ってたとこあったけれど、やっと土壌ができてきたみたい。

雷打たれたみたいに変化することなんてなくて、すこしずつ、変わり続けることと時間をかけることで、磨いていくしかないのね、わかってたこともわかってなかったこともあったよ。

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この頃の近しいひとたちは、本当の意味でわたしを大切にしてくれます。だからこそ、いまこんな気持ちでいられるんだと思います。自論ですが、ひとは優しくしてもらったようにしか、他者にも優しくできないと思っているので、わたしはこれからきっとちゃんと優しくなれるはず、なんて思っています。

むかしのあたしは他人だったら大っ嫌いだわと思うけど、でもそのむかしのあたしの積み重ねがいまだから、よく頑張ってくれたね、ありがとう、とあたまを撫でてあげたい。
そう思えるっていいよね、あなたはどう?

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ともかく、あなたがいてくれることがとても嬉しい。
ありがとう。
これからも、そのときどきの心地よさを大切に一緒にいようね。


# by otomeya | 2025-04-27 14:23 | オテガミ

好きな場所

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風邪症状といやでもこれって花粉症...みたいな症状で数日伏せっています。

寒さが戻ってきたかと思うと急に梅雨みたいな湿度でそのせい?

体調崩してる方が多いので、気をつけてね。

進めたい仕事が複数あるのに、体力がないのと考えがまとまらずで止まってしまっていることがとても気がかり。

健康に戻りたい...愚痴みたいな日記でごめんなさい。

画像は好きな場所。
明日は1週間ぶりに行ける。
明日までに回復したい(切実)

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今日は作業で乙女屋へも。
もちろん乙女屋も大好きな場所です。

# by otomeya | 2025-04-22 20:21 | 日々

音楽会:◆ 蓄音機の鳴る夜 ◆ vol.2

音楽会:◆ 蓄音機の鳴る夜 ◆ vol.2_e0037611_21405679.jpeg
2025.04.18 19〜20時
京都銀閣寺近く アンティーク喫茶「迷子」

4月からスタートしたアンティーク喫茶「迷子」さんの催しへお邪魔致しました。

音楽会:◆ 蓄音機の鳴る夜 ◆ vol.2_e0037611_21421178.jpeg
前回、記録し忘れたお庭。
クリスマスローズと白いお花が咲く木がありました。
こちらのお庭の手入れ加減もいつもとても好きです。

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まだ明るい時間にお伺いして、少しずつ暮れていく窓を見るのがとても好きで、せっかく行くから今日もと思い、少し早めにお伺いしました。

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どこを切り取っても素敵。
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特別に思いいれのある曲が2曲も聴けた夜でした。
泉子さんの本日の曲、「珈琲小唄」も、大好きな曲です。

私が初めて迷子さんを訪れてから長い月日が過ぎました。
初めて訪れた日のことと、それからの月日のことを思い巡らしながら、蓄音機の音色に心を委ねた時間でした。

こんなにも美しい場所で時間を過ごせること、
言葉を交わすでもなく、思い思いに時間を共有できること、
この場所でこの時間を過ごすことができること、
色んな奇跡が交錯するわずか1時間のひととき。

私はこの時間をなにより贅沢に心地よく享受いたします。

なにごともいつまでもというわけには行きません。
興味を持たれた方は、ぜひ次回、ご参加されることをお勧めします。

音楽会:◆ 蓄音機の鳴る夜 ◆ vol.2_e0037611_21594060.jpeg
次回は5/17(土)19〜20時 参加費¥1,000- (要予約)
ご予約は迷子さままで。



# by otomeya | 2025-04-19 21:39 | レポート