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ベアの先輩に教えてもらったこと。

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(4月某日。シュクレに続き第二弾のスタイリングをさせていただきました。
プライベート写真の依頼なので、公開できないのがザンネンでした。
また スタリングのお仕事がくればいいなぁ。。。。。)

先日、もうひとつのブログのほうに
素敵な発見をしました!
と書いたきり、更新が遅くなってゴメンナサイ。


素敵な発見というのは、ベアのことです。

最近、たくさんお話してくださるようになったかた、
とってもベアに詳しくて、
私はすっかり先輩とお慕いさせていただいてます。

実は(?)、私もベアが好き。

いい年になって初めてほしいと思ったのは、
メリーソートのチーキーでした。

少しずつ集めて、
でも、なかなか数が増えないから、
数集めにベアを自作してみたりしていました。

で、時は流れ、しばらくお人形に気持ちが移っていたのですが、
おととし ハンガリーで再び、ベアたちに気持ちがすこし戻ってきて、
そこでであったから・・・・というのもあるかもしれないけれど、
最近は、古い子かアーティストのベアが気になります。

で、先輩はベア道にとても詳しいので、
いろいろ教えてもらったり、
あわせてもらったりしているのです。

感謝しております。

でね、いろいろお話していてね、
メーカーの上等な子だからとか、状態がいいからとかじゃなくて、
かといって、ただぼろぼろのアンティークの子だからいいってわけじゃなくて、
なんか、それぞれの子が受けてきた物語というか、
流れてきた時間とか、そういうのが、多分、
同じぼろぼろでも、ぼろさにいろいろでていて、
だから、大事に愛されている汚さと、
ただただ愛されなかった、ほったらかされていた子との差って、
なんかあるんだよねーということを、
教えてくれたのです。

あー!なんか、それって、すごくそうだわ!!!!

と、お店で感じていた、
なんだかちょっと不思議に思っていたこととすごく繋がって、
目から鱗!
そうそう!!!!

と感激したわけです。

画像に写っているベアは
ノーネームで、くたくたで、足のパットにも前の持ち主の名前が書いてある。
お店のひとが、何匹も見せてくれた中で、
私はこの子がどうしても好きで、
案内してくれた人も、お店の人も、
どうして、そんな一番寂しそうで、
いちばん汚い子を選ぶの、と驚いてた。

でも、この子は、きっととてもとても愛されていたのだと思う。

愛されていたけれど、
愛してくれていた人と、
離れてしまって、でも、愛されていたことを忘れることもできなくて、
思い出とともに、時間をとめていたのだと思う。

この子といると、
不思議と素敵な物語が始まるような、
ノスタルジックで不思議な空気が漂います。

それは、きっとこの子が持っている
いまはもうもっていないけれど、
確実にあった追憶の思い出。
今、現実にその時間がなかったとしても、
それでも、完全に失ったというわけではなく、
いまも、まだここにあるという現実。


うまくいえないのだけれど、
なにかそんな、時空も、個人も、個体でもない特別なものが
この子に込められているように思います。

そして、ある日、私はこの子から、不思議と名前を教えてもらい、
手放すことをやめてしまって、
しばらくそばにいることになりました。

だけど、いつの日か、
私もこの子と離れなければならなくなる日がくるでしょう。

そのとき、この子は、私と過ごした楽しい思い出とともに、
次の誰かを幸せにしてくれるでしょうか。


誰かを傷つけたり、傷つけたれたり。
だけど、それでも誰かを愛したいと思ったり、
だから、もう傷つけないように、と何かを学んだり、
そんなことをしながら、
人は生きていくのです。

乙女屋から旅立っていくお人形やぬいぐるみ
雑貨やお花たちが、
愛されて、より、それぞれに美しい何かになっていきますように。

と思いました。

まだ、なにかが伝えきれませんが、
とりあえず、今、一番、言葉に出来る形はこんな感じです。
by otomeya | 2010-06-06 00:34 | 日々の戯れ


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