人気ブログランキング | 話題のタグを見る

立秋

立秋_e0037611_12463492.jpg


花工房さんのブーケ。

夏に嬉しい、さわやかな水色のブーケ。

お花と向き合う時間は、とても幸せな時間です。


*

ちょっといろいろとあって、
またお仕事をためてしまっています。

昨日から、また寝ない、遊ばない、思いつめる・・・・のお仕事三昧。

それでも、ごめんなさい、ばっかりを言いながら、
とにかくお仕事急がなくちゃ。

*


でも、暦の上では、もう立秋ですって。

秋に向けて、もりもりと力とエネルギーが沸いてきます。

*

好きなことを気ままにさせていただいてますが、
ひとつのイベントのごとに
大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、
信じてきたこと、守ってきたものを
もしかしたら、これで失ってしまうのかもしれない、
という恐怖を持ってしまいます。

でも、そうかもしれないからこそ、
中途半端なことをして、失っては後悔をするから、
完璧にはできたことないけれど、
そのときできる全力と、出来る限りの誠意を尽くして・・・・

と、一生懸命にいます。

だから、ひとつのイベントが終わると、
いつも、ほっとするというよりも、
なんにもなく、からっぽになるような脱力感が訪れます。

作品たちも、お嫁に行くのもあるのかな。

なんだか、とても楽しかったのだけれど、
なんだったんだろう、って。

そして、何もやる気がなくなって、
様々な嬉しいことを反省を思い出そうとするのですが、
想い巡りながら、1日お休みをとっていたりすると、
大体その日にあわせて体調を崩し、寝込んで日を過ごします。

*

私自身は、ものを作っているわけではなく、
作品のすばらしさを伝えているにすぎないし、
作家さんからも、お客様からもたくさんの励ましをいただき、
元気で嬉しく楽しいのですが、いつも訪れるそのサイクル。

日を追うごとに
プレッシャーも、責任も、期待もありがたいことに大きくて、
やりがいのある日々。

*

実は、今週中ごろまで、上半期のイベント終わりと、
東京でのことで、体調は崩していないものの、
すこし精神的にぼんやりしていたのですが、
(暑さもありましたし)
昨日、いろいろとありまして、
よし!!!やっぱりこれしかない!!と
覚悟が決まり、ものすごく力がみなぎっています!

*

それにしても、どうしたものでしょうか。

ものすごく幸せで、みんなに囲まれて幸せでいるときよりも、
(まあ、そんなときはめったにありませんが)
一人で、そして、どちらかというと、ええ?!という不慮の事態が起こって、
そのときに、だけども、私はこれだけは曲げられないんだ!!!!と
本来、私はそういうことをあまり主張しないで諦めるタイプですが、
98%諦められても2%くらい?諦められないことがあって、
その2%を守るような事態になったときこそ、
開き直りというか、唯一強くなれる気がします。

そんなとき、誰かに助けてもらいたいなんて思わなくて、
自分ひとりですべて責任を取りたいので、
一人で向かい合いたいと思う。
そのかわり、どんなことをしてでも、守る。
そんな風に、思います。

久々に、心の中がすごく孤独!

ああ!すがすがしい!!!!!

孤独をキライと、おっしゃったお姉さま。

私は、あのとき、軽率な発言を申し訳ないといったけれど、
私はやっぱり孤独が好き!

だけど、私の孤独は、本当の孤独ではないのです。

私は誰かに、孤独でいたくないから、
何かが違ったときにそれでも、そぐうために、
自分をまげてまで誰かに依存したくない人間なのです。

でも、私の周りには、ありがたいことに、
そういう孤独を背負って、一人で戦っている人が
私以外にいることを知っている!

だから、私は孤独で一人だけれども、
私だけが一人ではない。孤独ではない。
孤独に貫き、生きている人がほかにもいることは、
そこで甘えた馴れ合いのキズのなめあいなんてしなくても、
お互いに何の手助けも出来なくても、
存在がいてくれるというだけで、大きな励みになるのです。

一般的には、とても薄情な人間かもしれませんが、
いまさら、ここまできた人生、変えたくても変えることができなかったから、
乙女屋をはじめたのですもの。

もう、この道を貫くしかないのです!

孤独といいながら、人から共感を求め、
そこからそぐわなかったらすぐにすねてしまうような人と
群れるつもりもありません。

「信じるということは、責任をとるということ。

僕だって信じるものをまちがうこともあるかもしれない。
でも、その責任は僕がとります。

ペンクラブになんか入らなくていいんです。
自分ひとりで信じて、自分ひとりで責任をとればいいんです。

考えること。

それは、知ることとは違う。
知ることというのは、学問的に知るということ。

考えるということは、自分として考えること。

誰かの考えではなくて、自分はこう、考えるということを、考える。


誰かに答えをもとめようとしてもだめ。

正しい答えなんて誰にも出せない。

でも、正しい質問ならできるかもしれない。
正しい質問をすることができるのは、
正しい問題意識をもたなければならないから、
正しい質問を出来た時点で、
本当は、答えはでているようなものなのだけどね」


以上、かっこのなかは、小林秀雄さんの講演集のなかで、
私の心に残った文章。
いいまわしなんかは、うろ覚えだからすこし違うかもしれないけど。

そんなわけで、今日もがんばります!


いつも応援してくださったり、見てくださったりしているかた、
ありがとうございます。

私は孤独がすがすがしい!なんて書いて、
いつも応援している方で、もし、えー私のことは?なんて気にされる方がいたら、
ごめんなさい。

誰かがいやになったとか、そういうことではないのです。

なんか、もっと抽象的、概念的なもの・・・・

でも、いいわけしてもうまくいかない。

わかるひとは、わかってくれる。

わからないひとは、何時間、何年、はなしあったって、わからない。

わからないひととは、遅くても早くても関係なく、
いつか別れはくる。それが自然。

自然とは、優しいと同時に、無常で厳しくもあるものだから。

*

みなさまが、とてもいいかたばかりなので、
少しでもご恩返しをしたいと思ったり、
期待にこたえたいと思うし、いろいろなことに手を出してみたいと
いつも思うのですが、やり始めるとやっぱりうまくできなくて、
結局、落ち込むことばかり。

そして、そうだった、私は、そんなに優秀な人間ではない。
期待に添えようとおもって、添えられるほど、
人間、まだできていない、そういう自分の限界にぶち当たります。

いつか、偉くなったらいろいろできるようになるかもしれないけれど、
私はまだまだ未熟で人間できていないものですから、
まずは、私の求める理想、自分の責任が取れること。
つまり、自分の信じることに専念します。

専念して、全力を尽くしても、それさえも、成就できるかどうか、
やってみてもまだわからなくて、まだまだ道は途中ですから!

それしか、乙女屋にはできません。


どうぞ、温かく見守っていただければ幸いです。
by otomeya | 2010-08-07 13:14 | 日々の戯れ


<< ドールチェア otomeの暗い部屋から・・・・ >>