1992年に発売された 「私の部屋」 119号は、
内藤ルネさんのロマンティックワールドの特集号で、
以前、師匠にお借りしたことがあって、
感激した本。
その中に、ルネちゃんが書いている文章が
とてもとても大好きで、たまらない。
*
「ロマンティックよ、永遠に」
ロマンティック。。。
この言葉を私は私なりに、
ドリームとは別に
「夢みること」と解したい。
人間、夢を見なくなったら
愛する心も消えてしまいそう。
人生のとても幸福な時には
夢は手の中にあるが、
たいへん辛い時期にこそ
夢をしっかり持ちたいと思う。
大きな夢、ささやかな夢、
そのどちらも夢はそのまま
希望という言葉に
置き替えていい。
夢と希望。
そしてこの2つが連れてくる
生きる喜び。
いつもそんなきもちで
私は20年「私の部屋」の
仕事をしてきたと思う。
ここに私のいくつかの夢を
特集できるのは、心から嬉しい。
私の描く夢が少しでも
あなたの明日の生活の生きる喜びとうるおいと、
支えになってくれることを
深く願い、
夢(ロマン)をいつまでも忘れないでとの心をこめて・・・・・」
*
ルネちゃん、そうですよね。
ルネちゃんのこの文章を、
私はずっと大事にして何度も読み返し、
くじけそうになったら、ささやかな夢を見つけ出して、
そして、信じていままできました。
9月に向けて、とびきりの夢の・・・・
薔薇の館を築けますように。
そう祈りながら、また、文章を読み返していました。