書類整理をしていたら、
宵待草のポストカードがでてきた。
宵待草は、
東京の井の頭公園駅の前にある、カフェギャラリー。
私が初めて訪れたのは、いつだっただろう・・・・
もう約10年前くらいになるかしら。
大阪に住んでいる私は、
結局数えるくらいしか行くことができなかったけれど、
時々、宵待草に通っていたひとたちから、
そっと、思い出話を聞かせてもらえたりすると、
胸の奥が、きゅん・・・・となります。
ケッコンされる前に、好きなことのお仕事をされていた方のお話。
ドイツ文学を専攻されていた方が、学生時代に通っていたお話。
夜の宵待草の、壁に写る陰が美しいと、教えてくださったこと。
私の宵待草の思い出。
それは、思い出というよりも、
恋慕、憧れの対象だった。
はるばる行くたびに、
そこには、ほっとする空間なのに、
いつも、新鮮な息吹とときめきを感じる作品などが並んでいた。
デッサンサロンの告知に、恋慕と空想。
行く度に、ときめきをいただいて、
憧れの世界がここにあるのだと、思って、
そして、また、私は私の現実へと戻るのでした。
ああ、いとしの宵待草は、
いま、静かに闇に明かりを灯しているのかしら。
そんなことを、思いながら・・・・。
カフェ 宵待草では、9月13日まで素敵な展示を開催中☆
ぜひ、おでかけくださいませ。
オフィシャルサイト→
宵待草