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夢をみる・・・

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ずいぶん、肌寒く感じるようになったある朝


温かいモーニングティーにミルクを注いで、


忘れていた夢を思い出そうと、お気に入りたちを見つめる。





いちばん 最初に描いた夢は、


いつしか現実に負けてしまい、とっくの昔に役に立たないものになっていた。


でも、待って・・・?


役に立つ必要なんて、どこにあるの?



世の中の、コレが素敵ですよなんていう、価値観の押し売りにうんざりして、

私もその立場にいなければならないのは、分かっているのだけれど、

一方で、そんな同じことをしていたって、本当のことを見失うだけなのでは、なんて、

思ったりしてしまう。





たくさんの時間が流れ、

様々なことが変わった。


なにより、私自身が大きく変わった。


これから、さらに変わっていきたいと思っている。



けれども、実現したい夢は、変わらなかった。

むしろ、以前よりも、強烈に、頑なに、ひとつの世界を描いている。



小林秀雄さんの考えを思い出す。


「自分自身のことなんて信じられないけれど、

何かに感動して、心揺さぶられる瞬間は、信じられる」という趣旨のことをどこかでいっていたはず。


私も・・・・


自分自身のことは信じられないけれど、

「乙女屋」のことだけ、信じられるかもしれない。


それはなぜかというと・・・・


あらゆる環境において、なににも捕らわれないで、


私の心が素直に感じる何かを信じているものを、集めたお店が「乙女屋」であるから。


なにかに、心揺さぶられるほどに感動するってことは、

理屈ではなくて、いちばん、本当のことだと信じているから。




*

きっと、多くの人にはまったく理解ができない、幼稚な私の、そんな気持ち。



*
by otomeya | 2011-09-22 11:14 | 日々の戯れ


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