好きな人のこと。

早川義夫さん というひとがいて、

私はその人のことが、とても好き。


時折、HPの日記を見る。

読むたびに、心の奥の、ほかのだれも、触れられないところに
きゅっとなる言葉を紡がれているので、

HPの日記を読むたびに、大体独りで泣いてしまう。


とある日の早川さんの日記。


*
「凄かったー」と佐久間さんに言うと、
「悲しいことがあってね。悲しいことがあるといい演奏が出来るのかな」と照れた。

そうか、悲しいことがあったのか。

どうして人と人はうまくいかないのだろう。

どうして想いが通じないのだろう。

本当の気持ちをどうして言葉に表せないのだろう。

言葉にならない想いを演奏で表すことが出来たらどんなに素晴らしいだろう。

本物の音を聴くと、理屈とか、言い訳とか、もう、どうでもよくなる。」


*

きゅきゅきゅーって胸の奥が泣く。


悲しくて、美しくて、そして、愛しい。

大好きな表現者。


早川さんが引用される、ほかの人の文章も大好きです。

*




「小林秀雄のゴッホについての講演を聴くとね。
自分流の解釈だけど、
個性というのは誰もが持っているものであって、
個性は売り物にするのものではなく、個性は隠すものであって、
個性を乗り越えて表現することによって、普遍的になるというんだね。

僕は思うんだけど、普通な人は、あえて表現する必要はないと思うんだ。

もう人間として完成されているようなものだから、それだけで素晴らしいのだから。

音楽は、普通でない人が、やむにやまれず、普通の人になりたいがためにやるのであって」

*

引用ではなく、早川さんなりの解釈。


本当に・・・そのように思います。


やっぱり、早川さん・・・・大好き。


早川さんのご本が今年は三冊も重版されたそうです。


1人でも多くの人に、早川さんの魅力を知ってもらいたいと思います。


本当に 本当に ステキな方です・・・・。



早川義夫さんのHP
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by otomeya | 2011-12-22 15:12 | 乙女屋推薦本


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