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古きよき...

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丁寧に作られた昔のよい品物に感動することがあります。
建物、照明、小物入れや婦人のブラシ、
オートクチュール時代のコサージュ、
手で編まれたレースや刺繍細工...
亡くなった叔父の倉の荷物整理をしてでてきたおもちゃのピアノは
黒鍵はないけど、鍵盤まで木製。
わ~!すごいっ☆って感動して、音をならしてみました。
今まで考えてきたおもちゃのピアノの音とまったく違いました。
透き通ってて、天にまで届きそうな繊細でささやかで、
だけど硬質なガラスのようで、なのに優しさなある情緒的な音。
大きさもあるんだろうけど、本物のピアノの音ともまったく違いました。
日本はもはや情緒少ない町並みと、
残念ながら人の心からも日本らしさは薄れて行ってるかもしれません。
もちろん、私も含めて。

なくなっていくお気に入りの風景を思いうかべるとき、そんなことを思うけど、
この木製トイピアノの音色を聴いたとき、
私もすでに失われた世界で育ったんだなって改めて思いました。
この音色を聞いて育ちたかった。
by otomeya | 2005-11-27 21:42 | 失われし場所


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