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硝子一枚を隔てて。

ここ数日、雨が続きました。

雨が降り注ぐと、乙女屋SALONの前は、
ますます人通りが少なくなりますが、
ときおり、いつもしまっているお店が開いているので、
中を覗き込む人がいます。

不思議なお人形となぞの古道具が散らばっていて、
きっと、さぞ、不思議に思っていると思いますが、
私は笑顔で会釈だけを窓越しに返すと、
困ったような笑顔が返ってきて、
照れくさそうにそそくさと、
その人たちは
自分の現実に戻っていきます。

硝子一枚を隔てて、私は、なんだか、どこか別の世界にいるようです。
by otomeya | 2013-09-02 23:48 | 日々の戯れ


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