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こみねゆら 「ちいさな展覧会」のこと

2015/02/01-08
こみねゆら 「ちいさな展覧会」 開催中です。


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こみねゆら プロフィール
熊本県生まれ。東京芸術大学絵画科、同大学院で油画を専攻。
1985年にフランス政府留学生として渡仏、パリボザールに通う。
1992年、初めての絵本「Les deux Soeurs」を出版。1994年に帰国後、
絵本、挿し絵、人形等の制作を続けている。「さくら子のたんじょう日」で第10回、
「ともだちできたよ」で第18回日本絵本賞受賞。主な絵本に「しらゆきひめ」
「トリッポンとおばけ」「しいちゃんふうちゃんほしのよる」「にんぎょうげきだん」
「ミシンのうた」など多数。
2014年には、熊本市立美術館で展覧会を開催し、1万人以上を動員。
テレビ等でも取材していただいたそうです。
(公式サイト)
http://blog.livedoor.jp/yuralila-omb/archives/6777615.html


絵本作家、挿絵などのお仕事が中心のゆらさんですが、
人形作家としても素晴らしい世界観でファンの心を魅了し続けています。

雑誌 Moe ,毛糸だま、等で連載されていたエッセイも、
今だに語り継がれる伝説的な世界です。


私がゆらさんのことを知ったのは、
まだネットもそんなに普及していなくって、
お人形、というものがもっと密やかでミステリアスな存在だった頃。

通っていた人形教室の先生に教えていただいたのがきっかけでした。
この頃、ゆらさんの展示は数年行われておらず、
ましてや開催は東京だったので、
ゆらさんのお人形も絵も、実際に見たことのある方はめったにいませんでした。

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こんなにも可愛い世界が、本当に存在するの?
どんな大きさ? どんな空気?
どんな世界。。。。?
想像さえつかない、夢の世界のような存在でした。

初めて手にした本は、この本。。。


仏蘭西おもちゃ箱 (MOE BOOKS)仏蘭西おもちゃ箱 (MOE BOOKS)
(1998/07)
こみね ゆら

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なんて素敵な世界。。。
今まで出会ったことのない色遣い、世界観、ストーリーの展開、コンセプト。。。
胸の奥がきゅっと締め付けられるような、
可愛すぎて泣きたくなるような愛しさを、何度読んでも感じます。


乙女屋で ゆらさんの個展が開催していただけるなんて、
本当に今でも夢のようにふわふわと幸せです。

私なんかより、もっと長くゆらさんをお好きでいらっしゃるお客様たちが、
ゆらさんへの想いを形にすることに協力してくださって、
関西で初めての個展が、今回実現できました。

ずっとファンだったけど、初めてみるの、と喜んでくださった方、
ずっとお好きでいてくださって、遠方から駆けつけてくださった方。
遠方からも乙女屋を応援してくださる方、
ほんとうに皆さんの愛のおかげで実現した展覧会です。
そして、何より美術館でされるゆらさんが、
小さな個人の乙女屋を信じてくださったことも本当に光栄です。

ちいさな展覧会ですが、
今までどこにも展示しなかった原画や、
貴重な版画作品もお預かりできました。
お人形新作は、すでにみんなおうちが決まりましたが、
最終日まで展示にご協力いただいています。

ご都合のつく方は、ぜひ、あそびにいらしてくださいね。


会場
大阪市北区浮田2-7-9 乙女屋
中崎町駅2番出口より徒歩約3分
迷ったらお電話を。。。090-1915-9087
2015/02/01-08 13:00-18:30 火曜お休み

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by otomeya | 2015-02-02 22:43 | こみねゆら


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