夜のよみもの。朝になったら消えます。

「ただいま、な気分です。
少し遠くに出かけていたような。
でもこうして、また話ができるのがうれしいです。

ほんとうに僕のこころは遠くに出かけていましたから。

にこにこしながら隣に座ります。

何から話そうかな。横に座って、少しぼんやりしてから話しますね。」

「夜のよみもの。朝になったら消えます 21より」


上記は、松浦弥太郎さんのCook Padで連載されているよみもの。

朝になったら消える、夜だけ会える幻の恋人みたい。

ここのところの、私にとっての癒しです。


以前は、退廃的なものや幻想的なもの、現実と離れたものに惹かれました。
癒し、よりも、痛いくらいの激しさが心地よく、
過剰なもの、そうでなければ、何もない物。
極端なものに惹かれました。
0か100か、みたいな生き方をしていたように思います。

生花より、ドライフラワー、もっというなら人の手で作られた花。
お日様よりお月様。
大通りより路地裏。

それが私、だと思っていました。


でも、あるときから、生花も、お日様も、大通りも好きになりました。

その頃から読む本もかなり変わりました。
そして、いま、とてもとても大好きなのが、松浦弥太郎さん。

どうして、こんなにも優しい文章が書けるのだろう?
愛しい人と話す深夜電話のように、
心が安らかに静かになります。

人恋しくなる夜に、
ぜひ、読んでみてください。

「夜のよみもの。朝になったら消えます 21より」


ほんの少しのことなのに、
優しく温かい気持ちになれるから、
不思議ですね。

おやすみなさい。




by otomeya | 2016-04-13 00:02 | *お気に入りサイト*


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