アンティークのレース、布、お花の塊たち。
触れた瞬間に裂けてしまうような、古いシルクでできたボンネット。
11月18.19日のイベントのためにお預かりしたアイテムのひとつです。
(イベント詳細へ→
http://otomeyasweet.blog.fc2.com/blog-entry-241.html)
使い道としては、ばらしてリメイク素材として使う、なのだろうけれど、
私個人は、結局、なんにもしません。
ただただ、触れる、愛でる・・・。
ただ、それだけ。
でも、ただ、それだけの行為なのですが、
何事にも代えられない、快感を感じます。
きゅーって、胸がしめけられて、心の奥から、なにかがわいてくるような。
たまらない、抗えない、これが好きなんだ!と叫びたくなるような。
でなければ、好きで好きで仕方なくて、泣きたくなるようなそういう衝動が起きます。
そういう世界の象徴として、私にとってはお人形の存在がある。
なんだ、いろいろあった、変わった、と感じていたのに、
結局、戻ってきたのは、ここやったんか。
やったら、いままで何していたんかなー。
って、思ったりするけど、私は、やっぱりここにいます。
あなたは、どこにいますか?
会いたい人、欲しい物が、必ずしも自分に必要ではありません。
もし、本当に自分に必要な人、物であるのなら、
自分自身であり続けた先に、きっと、また会えるよね。