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「乙女の和骨董」~金田アツ子さんのこと



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いまさらですが、「乙女の和骨董」無事に終了いたしました。
乙女屋は2007年11月1日オープンいたしました。
2008年より毎年、1月3日~お正月イベントを開催しています。
今年の2017年は記念すべき10回目のお正月イベントでした。
開店当初よりイベントを様々に企画しました。
途中でやめてしまったもの、途中から生まれたもの、様々です。
唯一続いているのが、このお正月イベントです。

ここ数年、イベントDMを作っていませんでしたが、今回は必ず作ろうと思いました。
そして、最初からずっとご協力くださっている画家・金田アツ子さんにDMのために新作をお願いしました。

描いてくださったのは、油彩の作品。
タイトルは「数え唄」
金魚とお花が、それぞれ10。
一年一年を大切に積み重ねた・・・という意味でつけてくださったそう。


とてもとても素敵な作品でした。
見つめていると深いところで共鳴して、涙がでるような作品でした。

しかも、この作品、アツ子さんの作品がきっかけで出会った、とてもお世話になっている方が気に入ってくださいました。
美意識がとても高く、知的でとても優しいお客様です。
今回、お忙しい中、ご来店くださって、しかも、この作品を気に入ってくださいました。
私にとって、とても特別な作品で、そして特別に好きな作品でしたので、本当に嬉しかった。
アツ子さん、そしてその方に、本当に心から感謝です。
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金田アツ子 「お人形」(油彩/2016年制作)

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遠方から、サプライズでお祝いに来てくださったかた、
初めて、油彩作品をお迎えくださることになった方、
初めて、アツ子さんの作品を知ってくださった方。

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10年経ったら、必ず見えるものがあるから、
そう信じて続けてきたこの日々。
まだまだ、まだまだこれからだけど、10年前よりは成長できたような気がしています。

これからも乙女屋を頑張りたい。
なんの保証もないこの仕事。
続けていることのほうが不思議なくらいです。
来年どうなっているか、はっきり言ってなにもわかりません。
でも、続けたいです、もちろん。
続けます、何をしても、という気持ちではいます。

もう諦めそうになるとき、やっぱり無理、って思う時、ここにいなくても頑張ってくれている人がいることは励みになる。
ずっとこれからも描き続けてくれるだろうアツ子さんの作品と存在に、遠く離れていても私も頑張ろうって思える。
そして、私と同じように、アツ子さんの作品を励みにしてくれたり、可愛い!と思って手元に置きたいと思ってくださる方がいる、
そのことも、嬉しい。そして、その人たちとお話しできたり、通販でお手紙やり取りしたり、忘れたころに遊びに来てくださったりする。どれも、相当に嬉しい。

アツ子さん、これからもアツ子さんらしい活動を繰り広げてください。
アツ子さんの魅力を、必要としてくださる方にちゃんと伝わっていくことを願っています。
そして、乙女屋も少しでもそのお手伝いをできますように。
アツ子さんを知ることで、毎日を頑張ろう!って思える方に、お伝えできますように。

信じることを積み重ねることしかできないけれど、信じていること、大切なこと、好きなこと、愛しいこと、大好き!なこと、どうしても、忘れられないこと、大切に大切に、これからも数えていきたいと思います。

そう、ひとつだって、当たり前のことなんてない。
すべてが奇跡のように愛しい、皆さん、本当にありがとう。

「乙女の和骨董」では、そんなことを思っていました。


金田アツ子さんは、東京在住の作家さんです。
乙女屋では、次回は7月に「初夏の和骨董」というイベントでお預かりします。
関東での展示の機会が多いです。
HPはありません。展示情報等は、作者のツイッターで確認することができます。

ツイッターアカウント
金田アツ子(@otomesentai)



アツ子さんともども、乙女屋もこれからもよろしくお願いします。








by otomeya | 2017-02-03 00:51 | 作家作品のこと


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