祈りの先に

昨日は、お店番を任せて、私はすこしばかり事務仕事や展示会へ出掛けたりしました。

自分以外の人に店番を任すことが、今年は数回ありました。

そんな日が来ることは、自分も思ってみませんでした。


それくらい信頼ができる方に出会えたことは、自分でも驚きです。
そしてその方も、お手伝いしたいと思ってくれたことに感謝しなくちゃいけないな、とお任せするたびに思います。



用事を終えて、夕暮れ過ぎたころに店に向かうと、お店を任せているのだから当たり前ですが、シャッターは開かれていて、温かな光が灯っています。

窓が大きいので中は見えますが、何が置いてあるかは遠くからはわからず、人影も見えません。

自分の店ながら、店に見えない不思議な空間です。

もし、自分の店じゃなかったら、どう感じるだろう?

個人宅でもなさそう、でもなんだろう?と気にかけても看板はないので、店でもないのかも、なんて考えるのかしら?

その場所が、どんな場所であったなら、誰かの心にも灯りを灯せるだろうか?

それを探していくのが、店主としてこの先、考えていかなければならないことだ。

そんなことを考えながらあるいて、扉の前に着く。
いつもは自分が鍵であける扉が、最初から開いている。
当たり前のことなのに、それもなんだか新鮮な感じがしました。

扉を開けて、任せていた方の笑顔を見てほっとする。
ああよかった、異常はなかったみたい。
なんだかちょっととても不思議な小旅行のような一日でした。

たまにはこんな日があってもいいはず。
出来ればもう少し、こういう日を増やしてもいいのかも、と思う。
店にばかりいては、気が付かないこともあるのだなぁ。



今日一日は、そんなことを考えながら、祈りの空間で、祈りの先について、想いを馳せようかと思っています。










[PR]
by otomeya | 2017-12-12 11:27 | 日々の戯れ


<< 惑わされない。 「Pray」 >>