肌寒く感じたり、虫の声が聞こえたり、
すっかり秋、という感じがしています。
通常営業の毎日が、さらさらと、たんたんと過ぎています。
今日の閉店後。お店の一角です。
クラシックな絵柄のレターセット、一筆箋は、作家さんによるものです。
淡くくすんだピンクがメインの装花、ドイツの古いティーカップとケーキ皿の上ペア。
モノクロームの花柄の額に、アンティークカードを飾る。
これはかつて、私が夢みた、一番好きな世界です。
文房具の横に食器が売ってるなんて、意味がわからない!この店、いったい何屋なの?
一般的な方の反応は、そんな感じです。
そういわれるとその通りで、なんにも言い返せないのですが。。。
ですが、お手紙を書くのももらうのも好きで、できれば、手書きはやっぱり愛しくて、書くときも読むときも、せっかくだから、ちょっと場や気持ちを整えて、好きなカップで丁寧に入れたお茶とか、飲みたくなるものじゃないですか。
と、"乙女屋"は、考えていたんだなぁ、と思い出しました。
今は、ちょうど過渡期で、いまも思う自分もいるし、うん、わかる、でも、それはプライベートなことで大事にしたらいいんじゃないかな。小売店としては、せっかくのこの空間は、もっと素敵なことに使えるんじゃないかなぁ、今の乙女屋なら、できるんじゃない?やりたいんでしょ?という気持ちも、ある。
うん。
そうなんですよね。
さて、これからどうなることやら。
とにかくまだまだ、お片づけ、整理整頓が続きそう。
いろんなことを思い出します。
歳をとるのも、よいものですね。