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「クリスマスイブ」

なにげなく手に取り、熱心に読むでもなく、ぱらぱらとページをくる。

これにも、青山さんの文章、載ってるのかな?

あ、あった、あった、と見つける。

DFJで連載されていた「人形気分」
偶然、手にした回のタイトルは、「クリスマスイブ」。

1966年、1976年のクリスマスイブの思い出が綴られている。

その日を一緒に過ごした人に、「将来はどうするの?」と尋ねられ、「いつか、喫茶店でもやりながら文章を書く仕事がしたい」と、答えた、という。
--しかし才能もお金のアテも何もなかった。--と綴られ、
「あなたはロマンチストですね。その良さをいかして歩んで下さい」ともらった便りに、
--それは、生き方の定まらない人間はロマンチストにならざるをえない、ということであった。--と書いてある。


その10年後のクリスマスイブに、初めて骨董市に出店する準備をする様子が綴られている。
--その日、最初に売れたのが人形だった。お客さんと人形の話をしている時が一番楽しかったのも心に残った。私は「困難かもしれないが、いづれは人形専門の店を開こう」と決心した--と書かれてある。


青山さんにも、そんな時代があったんだな、となんともいえない気持ちになる。

青山さんの書かれた文章、まとめた本があればいいのに、と思う。





by otomeya | 2018-12-19 14:37 | お人形考


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