「ぬいぐるみ専門店の店主さんに教えてもらったのだけど、ぬいぐるみは、手に持ったときの感触と重さが大事なんだって。
手触りも大事なんだけど、特に重さ。
水の入った花瓶のような重さなのか?
それとも、生命を感じる重さなのか?
それが、大事なんだって。」
と、ある方が教えてくれました。
「手にとってみてください。」、と、私たちも接客することがある。
「わぁ、見た目より、重い!」
とか、
「くたくたしてるんですねー」
とか、ぬいぐるみにより、感想はさまざまだし、手に取る人の感じ方もそれぞれで、接客はいつも楽しい。
だけど、その重さが、どのような種類のものなのかな?
と、考えたことがなかったことに気づく。
重ければいいってものじゃないはずだし、
手触りや存在の空気感、世界観も伴っての調和が感性なんだろうな。
乙女屋にいる子、自分のうちの子たちを、
改めて手にとってみては、新たな視点で存在に向き合っています。