ここではないどこかにつれてって

青い目の少女や赤い靴をはいた少女が
わたしたちを誘惑します
どこへ....
おとぎの国でしょうか
異人さんの国でしょうか
それとも時計のない
静かな白い世界でしょうか

でも それはヒミツ...

*****

これは、少し前に蔵書整理でお譲りした古い太陽の、
お人形の号に載せられていた詩。

お人形を見るときに、ジュモウやブリュといったようなメーカーはあくまで参考で、
もっと素直に、そのお人形自体を感じたいといつも思います。
少し、低めのテーブルに立つお人形と目をのぞくため、腰をかがめる。
どんな表情をしているの?
何を思っているの?
気高く、強いお目目の少女。
私には見えない世界を見つめている少女。
誰かを待ち侘びているような、少し淋しそうな少女。
古くて遥かに小さいヒトガタは、そのとき少女になる。
彼女たちに心のなかでそっと語りかける。
そのとき、きっと、私は私のココロのずっとずっと奥にいる、
私の少女心に話し掛けているのかもしれない。
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by otomeya | 2005-08-11 11:39 | 乙女文学


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