ここしばらく、おかげさまでずっと忙しくて、
何か消化しきれないものが毎日たまってしまって、
好ましくない塊のようなものが、胸に詰まっていました。
慰めてもらっても、
八つ当たりをしてみても納まらず、
かえって、塊は大きくなっていきそうで、
今までの方法では浄化できなくて、どうしたものかと悩んでいました。
すると、そんな私の心理的事情をまったく知らないはずの方から、
別の件での連絡事項のメールに、次のようなことが書いてありました。
「ミニコミ誌や毬をしてきて、人に読んでもらう文章はシンプルで短くて、
でも中身がちゃんとあることが大切だと実感するようになりました。
でもいちばん大事なのは、中身だと思います。
その人がなにを感じとって、言葉にしようとしてるのかが。
文章がうまくても、その人の感じてることが平凡だと、どうしてもつまらなく感じられます。」
メールを送ってくださったのは、関西のフリーペーパー
「毬」の代表のK氏。
毬とであったのは、
数年前、おしゃれな貸本屋「ちょうちょぼっこ」さん店頭でした。
素朴でありながらも、懐かしい感じのする雰囲気がとても好みで、
表紙が、お友達(といっていいのかなぁ。)のえにこちゃんのお人形だったこともあり、
私の中で、ずっと特別なフリーペーパーのひとつでした。
お店を始めることになって、不思議なご縁が重なって、
次回、私も
毬に何か書かせていただけるようです。
文章で何か表現してみたい・・・・というのは、
本当に小さいころからの夢だったので、
とてもとても嬉しいです。
が、最近、私の文章はややこしい、くどい!と批判をいただき続けなので、
上手に書けるかどうかとても心配だったのだけれど、
K氏にいただいたこのメールを見て、
そうだ、私がやりたいことは、上手だとか、そういうことではないのだから・・・・
と、大事なことを思い出させてくれました。
「おんちなヤツが、大声で楽しくに歌ってご覧。
どんな上手な歌手だって、感動するさ」 って、たしか岡本太郎が何かの本で言ってね。
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遠方の方でも、興味をもってくださった方は、ご連絡ください。
通販のとき、備考欄などにひとこと書いてもらえたら、喜んで同封いたします☆