おかげさまでサロンをOPENして一週間になりました。
この間、3日お休みをいただきましたが、
それでも、毎日 水面下では 乙女屋のために 動いているので、
実質、ずっと 乙女屋の今後のことばかり考えます。
素敵な作家様は世の中にたくさんいるから、ぜひ、うちに人気のあの人を!って思うし、
手ごろで可愛い、普段使いの雑貨もどんどんほしいし、
手芸小物はやっぱり探している人は多いし、
お洋服や装いのものは、やっぱり好きだし・・・・
たくさんたくさんやりたいことがあります。
そして、そのたくさんが、自己満足にすぎない、
なんか、どうしようもない詰め込みに向かっているのではないかと、不安になります。
でも、お人形遊び・・・・というテーマだけは、決して忘れてはならないと思う。
作る人にとっても、お人形をお迎えするほうにとっても、
買うということが目的なのではなく、目的は、生きるということだと思う。
”お人形遊び”というテーマは、
私にとって、”なくてもいい極上の贅沢品と心のゆとり”の象徴です。
しかし、この贅沢品は、なにもかも満たされているから求めるのではなく、
その贅沢品があるからこそ、過酷な現実と戦い、美しく生きるために、
時には、涙をこらえて、現実に立ち向かう素敵な女性を知っています。
私の周りにはたくさんいます。
そういう方のための、”お人形遊び”というもの、
そういう方々のために、少しでも何か、できないものかと、日々、考えます。
世間では、まったくの無駄使い、とされる美しいもののために、
あるいはそれを心の支えとして、日々を暮らす素敵な女性にとても共感するので、
そういう方々の愛する美しいものは、それが詩であれ、エッセイであれ、衣服であれ、
私にとっては、”お人形遊び”のある一部に 含まれます。
誰かが幸せに生きるためには何がいるだろう・・・・
主軸はどうしても、自分が・・・・・に置き換えて推測するしかないけれど、
誰かがしあわせに生きる、暮らすために必要なものを揃えたり
そういう場を提供できればいいな、と思っています。