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思い出のうさぎ

2011年のことを思い出していました。

それは、吉田キミコさんの「乙女座物語」を開催していただけた、乙女屋をギャラリーとしたの最初の展示でした。

その年は、東日本大震災があった年でした。
お客様からの発案があり、乙女座物語と同時開催で、Guignol二階ギャラリーでチャリティーイベントをしました。
企画を発案、実行を仕切ってくれた方から、すごくたくさんのことを学びました。
久々にあのイベント準備をしていたときのやり取りを思い出す。長い時間が過ぎたいまも、なお温かく感じます。


イベントの名前は、"野うさぎ蚤の市"でした。

その名前にしたからには、と、ビンテージのうさぎグッズを集めました。

そのときのうさぎさんに、今日、オーダーが入りました。

初のヴィンテージぬいぐるみちゃんは乙女屋さまでと思っていたので」 と、嬉しいコメントつき。


耳の補修も、乙女屋に任せてくださるとのこと。

可愛く直してあげたいな。


少しお待ちくださいな。








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by otomeya | 2018-10-31 15:08 | 日々の戯れ

強さ

ひとつまえの記事を書き、誤字がないか?文章を読み返す。
読み返していて、気になった。
私は、強くなりたい、と書いたが、それはなにを意味していたのか?


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看板もない小さなお店に、来店してくれたお客様の期待にとにかく答えたかった。
どちらかというと、好意的ではない上から目線で批評したい興味本意な年配者の来店が多かった。

でも、それは想定内だったから、それに腹をたてたり、嫌悪感を持ったら負けだと思った。

そのような悪意にも、凛として穏やかに、興味を持っていただき、時間を割いてもらったことに感謝しなきゃいけない、だって私はまだ商売人の初心者で、その方たちに学ばせていただいているのだから、と。

それに、大好きなものを集めた乙女屋を"いやな店員の店"と思われたくなかった。
二度と会えないかもしれないのだから、という気持ちで、これだけ尽くして、だめならしかたがない、という接客を心がけた。

心意気は間違いではなかったと思う。
けれど、商売も接客も経験がなかったので、間違いが多かった。相手のためにもならなかったし、自分も磨耗した。


申し訳なかったと思い返すことが多々ある。
いま、御縁が残っている人ももう会わない人もいるけれど、時折、思い出して反省する。


ただ、人からいただく信頼は、力づくでもお金の力でも生まれないし治癒されない。

だから、執着しないことが一番自然。

いまとこれから、必要なことは必ず繋がっていく。

大丈夫、そう信じる力が、今思う"強さ"みたいなものかな。





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by otomeya | 2018-10-31 11:06 | 日々の戯れ

思うこと


「まだ私が金勘定の世界にいなかったころ、店をつくることで、人生をどんなふうに変えたかったのか思い出せる気がした」

「すべての雑貨」を再読していて、自分はどうだろうか?と問いたくなった。


というのも、明日は実店舗の11周年。
3周年から昨年までは、開店記念イベントをしていたので、前日となれば新作に囲まれて、賑やかな時間を過ごしていた。

今年はそれがないし、過去20年の在庫と私物フリマでの振り返りもあったから、開店する準備をしていた11年前のなんにもなかった自分について思い返すことが多い。



私は、どのように人生を変えたかっのだろう。
実は、自分の人生については考えていなかった。
唐突に今の物件を紹介してもらい、ここならいいんじゃないか、恩師の近くでもあるし、ということで準備期間は約1カ月だった。

いつか店舗を持つことができたら、と、空想しながら買い集めていた自宅で使っていた家具を持ち込み、好きだった薔薇柄の紅茶を仕入れた。


それまで、大事に大事に守られて、逃げて生きてきた人生だったから、いよいよ現実に一人で立ち向かうんだと思った。楽しい出会いは予想できず、簡単にうまくとも思わなかった。でも、好きなものを守るためなら、きっと私は強くなれる、と思った。

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今は、思う。
強くある必要なんてない。
もう、無理はしなくていい。
他者も私も、素直に自由であればいい。

平和と調和が、まずは人と人との心から生まれ、空間、世界へと繋がればいい。




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by otomeya | 2018-10-31 10:37 | 日々の戯れ

11年前

11年前の今頃、長年の夢だった実店舗の準備をしていた。

傍にいてくれた人がいて、
新しい出会いもあり、
不安と期待、圧倒的な時間の足りなさに焦っていた。


あの頃から、随分と遠くに来たように思う。

一方で、本質が変わらなかったからこそ、今に繋がっていたように思う。


変化したものと、変わらないものとが共存して今がある。
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by otomeya | 2018-10-30 19:14 | 日々の戯れ

女の形而上学

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まだ乙女屋が店舗を持つ前からご贔屓にしてくださっているお客様が、数年ぶりに来店されました。

「変化途中の大切な時期に伺うのが、どきどきします」

と、メッセージくださった彼女。


「今日は、贅沢する日なんです」
「小さなものを少しずつ買ってばかりいましたが、いまは、こういうものをちゃんと買えるようになりました。」

と、ゆっくり絵を見て、薔薇を見て、光がさす時間の移り変わりを静かに感受してくれました。


これから乙女屋が目指すものを、伝えなくても感じてくれて、遠方からはるばる来てくださった。


なんだろうな、なんだろう。

プライベートな話を語り合うとかではなく、それ以上のもののなにかで共感できたように感じる。

表面的な"好き"を共有したり、日常の愚痴を語り発散するわけじゃない。

もっとなにか、深く、曖昧なもの。
連帯感や安っぽい共感じゃなく、自分自身が深めていくもの。

そんな人は、数少ないと思う。

でも、だから、泣けてくるくらいに愛しい。
乙女屋をやっていてよかった。
しかも、乙女屋は、そんなに昔に、彼女に会えていたんだ。それは奇跡だ。

店舗を構えて11周年手前に、とんでもないご褒美をいただいた気持ちでいます。



襟を正し、自分の邪心を捨て、乙女屋を極めたい。


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奇跡みたいなお客様が帰られ、一人になった店内でこの記事を書きました。

ありがとうございました。





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by otomeya | 2018-10-29 17:17 | 日々の戯れ

WABARAの日(2018年10月)

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芳香豊かな品種 "つきよみ"

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最強のニュアンスカラー "そら"

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「姿が、いい」 
育種家 國枝啓司さんが一番好きだとおっしゃった品種。
"てまり"

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"紫水"という品種。

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左奥より
"ひより"
"環〜美空〜"
"ほのか"

グラデーションが、ぐっときます。

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ずっとずっと好き。
"葵〜風雅〜"という品種。

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乙女屋の花、と言われたなら、この和ばらを選びたい。
"つむぎ〜ゆらり〜"という和ばら。
ニュアンスのあるピンクベージュに縁がうっすらグリーン。花が開くと茎がたわみ、ゆらり、します。

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今年は、アニバーサリーイベントをしないというから、お祝い代わりに和ばらを連れて帰ります。
乙女屋にお任せで束ねてください

とリクエストをいただかき、100%、好きに組ませていただきました。
"紫水""そら""葵〜風雅〜""つむぎ〜ゆらり〜"に、グリーンを2本プラス。

「来年も、楽しみにしていますよ」

と、多くは語らず、けれども強く、言葉を贈ってくれました。

その力強さに、乙女屋への愛を感じて、泣きそうになりました。

そのほかにも、優しく愛しい時間に恵まれた1日でした。

ありがとうございました。




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by otomeya | 2018-10-28 20:17 | 和ばら

流れていく。

お洋服の取り扱い終了のメールマガジンを発行しました。

どうやってお伝えしようかと、数日、悩みました。

が、結局、用件だけのシンプルな内容にしました。



撮影するたびに、「いい服だなぁ」と、しみじみと魅せられました。


どんなに時間をかけても、今の胸中を言葉にできそうにもない。

メルマガを書き終えて、ここのブログならリラックスして言葉にできるかと思ったけど、やっぱり無理みたい。



うん、やっぱり無理だな。

でも、着実に、少しずつ、決まっていく。

私には、それらがすべて必然に思える。


とにかく、今は、すべての人に感謝の気持ちを伝えたい。


ありがとうございました。






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by otomeya | 2018-10-26 13:11 | 日々の戯れ

大切に思う

 とても大事な時間の中にいる乙女屋さんにお伺いするのを、今からどきどきしています。」

と、久々のご来客のお客様からメッセージが届く。


乙女屋のことを、大切に思ってくださる気持ちが、本当に嬉しい。


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大切に思う、て、なんて素敵なんでしょう。



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by otomeya | 2018-10-26 08:55 | 日々の戯れ

2018/10/21

昨日読んでいた、江國香織さんのウエハースの椅子という小説より。

あのキャラメル。それが一箱あるだけで、単純に幸福だった。
先のことは途方もなさすぎて、心配できなかった。
妹はただの赤んぼうだったし、恋人はそばにいてくれなかった。
だからキャラメルがあればよかった。キャラメルは、現実に私のものだった。

という一説に、乙女屋で買ったコサージュやリボンのことを思わずにはいられなかった



と、メッセージをいただいた。


そんなメッセージを読みながら、乙女屋に向かい、開店待ちの行列に対応し、その後、重要任務を終えたら、なんかもう、からっぽな今です。


本当にたくさんの学びをいただきました。

本当にありがとうございました。


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by otomeya | 2018-10-21 20:12 | 日々の戯れ

2018/10/21

昨日読んでいた、江國香織さんのウエハースの椅子という小説より。

あのキャラメル。それが一箱あるだけで、単純に幸福だった。
先のことは途方もなさすぎて、心配できなかった。
妹はただの赤んぼうだったし、恋人はそばにいてくれなかった。
だからキャラメルがあればよかった。キャラメルは、現実に私のものだった。

という一説に、乙女屋で買ったコサージュやリボンのことを思わずにはいられなかった



と、メッセージをいただいた。


そんなメッセージを読みながら、乙女屋に向かい、開店待ちの行列に対応し、その後、重要任務を終えたら、なんかもう、からっぽな今です。


本当にたくさんの学びをいただきました。

本当にありがとうございました。


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by otomeya | 2018-10-21 20:12 | 日々の戯れ